スタッフブログ
富士山麓の宿泊施設で火災保険が使えるケース|台風・積雪で外壁・屋根が損傷したら確認すること
2026.09.16
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「年末の大雪で棟板金が一部変形した。修繕費用が心配だが、保険は使えるか?」
「台風の後に屋根材が割れているのを発見した。これは火災保険の対象になるか?」

——富士吉田市・富士河口湖町の宿泊施設オーナーから、保険についてのご相談をいただくことがあります。
富士山麓エリアは積雪・台風・強風の被害が多く、宿泊施設への自然災害によるダメージが年間を通じて発生しています。火災保険の「風災・雪災補償」を適切に活用することで、修繕費用の大部分を補填できる可能性があります。
一方で近年、「保険を使えばタダで直せます」と謳って宿泊施設に近づく悪質業者によるトラブルも増えています。正しい知識を持って、適切に保険を活用することが重要です。

富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業(プロタイムズ富士吉田店)が、宿泊施設オーナー向けに火災保険の正しい活用方法を解説します。
宿泊施設の火災保険——基本的な仕組み
事業用と住宅用の違い
宿泊施設(ホテル・旅館・民泊・グランピング)は事業用の建物であり、加入している保険は「住宅用火災保険」ではなく「企業総合保険」「事業用火災保険」「旅館業向け特約付き保険」などの事業用保険になることがほとんどです。
事業用保険の風災・雪災補償の基本的な仕組みは住宅用と同様ですが、免責金額・補償限度額・対象となる損害の範囲が保険契約によって大きく異なります。
まず自社の保険証券を確認し、「風災・雪災補償」が付いているか・免責金額はいくらかを確認することが最初のステップです。
宿泊施設で補償対象になりやすいケース

・台風・強風で棟板金が変形・飛散した
・大雪で屋根材が割れた・変形した
・積雪で雨樋が変形・落下した
・強風で外壁が損傷した
・外装装飾物が飛散した
・雹(ひょう)で屋根材・外壁に損傷が生じた
・落雷で設備に損傷が生じた(設備補償が付いている場合)
富士山麓エリアは上記の被害が発生しやすく、保険申請の実績が多いエリアです。
補償対象にならないケース

・経年劣化による損傷(定期的なメンテナンスを怠って自然に傷んだもの)
・施工不良による損傷
・損傷が発生してから3年以上経過したもの(多くの保険の請求期限)
・免責金額以下の損害額
申請の流れ——宿泊施設の場合
Step 1:損傷状況の写真記録(発生直後に行う)

台風・大雪の後、できるだけ早く損傷箇所を写真・動画で記録します。損傷の範囲・状態・周辺状況を多角度から撮影します。
宿泊施設の場合、屋根面積が大きく地上からの確認が難しいため、ドローン診断を早期に活用することが強く推奨されます。ドローン診断の空撮写真は、保険会社への損傷状況の客観的な証拠として活用できます。
Step 2:保険証券・保険代理店への連絡

自社が加入している事業用保険の証券を確認し、保険会社または代理店に損害の発生を連絡します。「風災・雪災補償での申請を検討したい」と伝え、必要な手続きの説明を受けます。
Step 3:修繕業者への診断依頼と修繕見積もりの取得

保険会社の指示に従い、修繕業者に損傷状況の診断と修繕見積もりを依頼します。見積書は工事内容・使用材料・施工範囲が明記されたものが必要です。
Step 4:保険会社の鑑定人による調査

保険会社が指定する鑑定人が現地調査を行い、損害の原因・程度・保険金額を判定します。鑑定前に修繕工事を始めてしまうと「事前確認ができない」として保険金支払いに影響することがあります。保険会社の調査が完了するまで、応急処置以外の本格修繕は始めないことをお勧めします。
Step 5:保険金の確定・修繕工事の実施

保険金が確定したら、修繕業者に正式に工事を発注します。
ドローン診断が保険申請に有効な理由
宿泊施設の屋根への損傷は地上からの目視では確認しにくく、従来の点検(昇屋)では業者の転落リスクがあります。
ドローン診断では:
・安全に屋根全体を空撮で確認
・損傷箇所を高解像度の写真で記録
・損傷の範囲・程度を客観的に証明
・保険会社の鑑定人への事前資料として活用
という形で、保険申請に必要な「損傷状況の客観的証拠」を効率的に収集できます。
西山建材工業では、台風・大雪後の緊急ドローン診断を優先対応しています。診断は無料で、写真付き報告書を提出します。
悪質業者への注意——宿泊施設を標的にした手口
近年、「保険を使えば自己負担ゼロで屋根を直せます」と謳って宿泊施設に近づく悪質業者が増えています。宿泊施設は修繕費の規模が大きいため、標的にされやすいです。
典型的な手口
・「台風の被害確認のため無料で点検します」と言って施設に来訪し、保険申請を前提にした工事を強く勧める
・保険適用の可能性を誇大に説明し、実際には対象外の損傷も含めた申請を誘導する
・高額な工事費を提示し、保険金との差額を業者が受け取る
・施工品質が低い
・使用材料が安価なものに差し替えられる
保険金の虚偽申請は保険詐欺であり、施設オーナーも法的責任を問われるリスクがあります。
信頼できる業者の見極め方
・「保険が必ず下りる」と断言しない(実際の適用は保険会社が判断する)
・損傷状況を写真・データで客観的に説明する
・見積書に工事内容・材料・施工範囲を明記する
・保険申請は施設オーナー自身が行うことを説明する
よくある質問(FAQ)
Q. 事業用保険(旅館・ホテル向け)にも風災・雪災補償はありますか?
A. 保険契約内容によります。まず自社の保険証券で「風災」「雪災」の補償が含まれているか確認してください。含まれていない場合は次回の契約更新時に追加を検討することをお勧めします。
Q. 台風の後、ドローン診断をすぐに依頼した方がいいですか?
A. はい。損傷状況の記録は早ければ早いほど保険申請に有利です。台風・大雪の後はできるだけ早くドローン診断を依頼することをお勧めします。西山建材工業では台風後・大雪後の緊急診断に優先対応しています。
Q. 保険申請の手続きをすべて業者に任せることはできますか?
A. 保険金の請求者は施設オーナーであるため、申請者の署名・書類提出はオーナーが行う必要があります。業者は書類作成のサポートはできますが、代行申請は本来できません。「すべておまかせで」という提案をする業者は要注意です。
Q. 保険申請すると翌年の保険料が上がりますか?
A. 事業用火災保険は自動車保険のように保険金受け取りで保険料が上がる(ノーロスノーボーナス制度)ではないケースが多いです。ただし契約内容によって異なるため、保険代理店に確認してください。
まとめ——富士山麓の宿泊施設は「積雪・台風後の保険確認」を習慣化する
富士山麓エリアは積雪・台風・強風の多い地域のため、自然災害による宿泊施設への損傷が頻繁に起きます。事前の保険証券確認・損傷発生後の素早いドローン診断・正しい申請手続きの実施という流れを習慣化することが、修繕費用の負担を軽減します。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年。株式会社西山建材工業は、2024年・2025年山梨県施工実績第1位を獲得。全国4,000社以上のアステックペイント加盟店の中でも、厳しい品質基準をクリアした「プロタイムズ」加盟店として、2026年5月セールスチャンピオンズカップ全国第1位、甲信越・北陸エリアでは2026年4月・5月の2大会連続第1位を受賞。さらにアステックペイント全国施工実績10位以内の実績を誇る、地域密着の外装リフォーム専門店です。
台風・大雪後の緊急ドローン診断・保険申請サポートはお気軽にご連絡ください。
✅ 台風・大雪後の緊急ドローン診断(優先対応)
✅ 損傷状況の写真付き報告書(保険申請に活用可能)
✅ 保険申請に必要な見積書・工事内容明細書の作成
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📞 0120-574-348(受付 8:30〜19:00・日曜定休)
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執筆者: 株式会社西山建材工業 代表取締役 西山飛翔 (一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・外装劣化診断士)

