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都留市でスレート屋根塗装を依頼するなら|費用・工期・業者選びのポイント
2026.05.12
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「屋根がだいぶ色褪せてきた」「苔や藻が生えている」「前回の塗装から10年以上経った」——都留市にお住まいで、スレート屋根の塗装を検討している方からこうした声をよくいただきます。
スレート屋根(コロニアル・カラーベストとも呼ばれます)は、山梨県東部エリアの住宅で広く使われている屋根材ですが、塗装には住宅の外壁塗装とは異なる専門知識と施工技術が必要です。特に「縁切り」という工程を省略した手抜き施工が業界内で問題になっており、知識なく業者を選ぶと雨漏りにつながるリスクがあります。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業(プロタイムズ富士吉田店)が、スレート屋根塗装の費用・工期・選ぶべき業者の条件を現場目線で解説します。
スレート屋根とは——塗装が必要な理由

スレート屋根の特徴
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)は、セメントを主原料とした薄い板状の屋根材です。軽量で施工しやすく、デザインの種類も豊富なため、1990年代以降に建てられた住宅で広く普及しています。
ただし、セメント系素材のため定期的な塗装によるコーティングが必要です。塗膜が劣化すると、屋根材が直接雨・紫外線・凍害にさらされ、ひび割れ・欠け・反りが発生します。これらを放置すると、屋根材の交換や葺き替えという大規模な修繕が必要になります。
都留市のスレート屋根が傷みやすい理由
都留市は山梨県東部に位置し、冬季の寒暖差・積雪・凍害リスクが高いエリアです。塗膜が劣化して吸水性が高まったスレート屋根は、吸った水分が凍結・膨張を繰り返すことで内部から割れていく「凍害」が起きやすくなります。

平地の住宅より早めの塗装サイクルで管理することが、スレート屋根を長持ちさせるポイントです。
スレート屋根塗装の費用相場
規模別の費用目安

スレート屋根の塗装費用は、屋根の面積・勾配・使用する塗料のグレード・下地処理の範囲によって異なります。一般的な一戸建て住宅の目安は以下の通りです。
・30坪前後の住宅(屋根面積70〜90㎡):25万〜45万円前後
・40坪前後の住宅(屋根面積90〜120㎡):35万〜60万円前後
これらは塗装工事のみの目安です。足場費用(15万〜25万円程度)・縁切り費用・コーキング補修・棟板金の補修などが加わる場合があります。外壁塗装と同時に行うと足場費用を共有できるため、トータルコストを抑えられます。
塗料グレード別の耐用年数と費用
・シリコン系:耐用年数8〜12年程度/コストと耐久性のバランスが良い
・フッ素系:耐用年数12〜15年程度/初期費用は高めだが長期的にはお得
・遮熱塗料:耐用年数10〜15年程度/夏の室内温度低減効果がある
都留市のような寒暖差の大きいエリアでは、耐久性の高いフッ素系以上のグレードを選ぶことで、塗り替えサイクルを延ばし長期的なコストを抑えることができます。
スレート屋根塗装で絶対に省いてはいけない「縁切り」
縁切りとは何か

スレート屋根の塗装において、最も重要でかつ手抜きされやすい工程が「縁切り(えんきり)」です。
スレート屋根は、屋根材が少し重なり合うように葺かれており、この重なり部分(小口)に雨水の排水経路があります。塗装をすると、この排水経路が塗料で塞がれてしまいます。縁切りとは、塗装後にこの詰まった排水経路をカッターやタスペーサーで開通させる工程です。
縁切りを省略すると、排水経路が塞がれたままになり、屋根材の下に水が溜まって雨漏りの原因になります。
タスペーサー工法が標準

現在の標準的な縁切り工法は、塗装前にタスペーサー(プラスチック製のスペーサー)を屋根材の重なり部分に差し込んでおき、塗装後も排水経路を確保する方法です。
塗装後にカッターで手作業で縁切りする旧来の方法と比べて、確実性・作業効率の両面で優れています。見積もりを取るときに「縁切りはタスペーサーを使いますか?」と確認することで、業者の施工知識レベルを測ることができます。
工事の流れと工期の目安
スレート屋根塗装の一般的な工程は以下の通りです。
- 足場設置(1日)
- 高圧洗浄——苔・藻・旧塗膜の汚れを洗い流す(1日)
- 乾燥(1〜2日)
- 下地処理・下地補修
——鉄部ケレン・ひび割れ・欠けの補修(半日) - タスペーサー設置(縁切り準備) 下塗り後に施工する場合もあり
- 下塗り
——シーラー・プライマーを塗布(1日) - 乾燥
- 中塗り(1日)
- 乾燥
- 上塗り(1日)
- 検査・足場解体(1日)
天候によって乾燥日程が変わるため、工期は全体で7〜14日程度が目安です。雨天・低温時(気温5℃以下)は施工できないため、都留市の冬季施工には注意が必要です。
業者選びで確認すべき5つのポイント
①縁切り(タスペーサー)の施工を明示しているか
見積書・工程説明の中に縁切りの記載がない業者は要注意です。「3回塗り」とだけ書かれていて縁切りへの言及がない場合、省略される可能性があります。
②屋根の診断結果を写真・データで提示できるか
信頼できる業者は、施工前の屋根の状態を写真付きで説明します。「とりあえず塗り替えましょう」という業者より、「この部分にひび割れがあり、この程度の劣化なので塗装で対応可能です」と根拠を示せる業者を選んでください。

③塗料の品番・塗布量を見積書に明記しているか
使用する塗料の品番・1㎡あたりの塗布量が記載されていない見積書は、施工後に品質を確認する手段がありません。メーカー基準の塗布量を守っているかどうかが、耐久性に直結します。
④ドローンや高所カメラで屋根を診断できるか

スレート屋根の劣化状態は地上からは確認しにくいため、ドローンや高所カメラを使った診断ができる業者を選ぶことで、より正確な診断と適切な工事内容の提案が期待できます。
⑤地域の気候条件を理解しているか
都留市の寒暖差・積雪・凍害リスクを理解したうえで、塗料の選定・施工時期・乾燥時間の管理ができる地元業者であることが重要です。
よくある質問(FAQ)

Q. スレート屋根は塗装とカバー工法のどちらが良いですか?
A. 屋根材のひび割れ・反り・欠けが軽微であれば塗装で対応可能です。屋根材が全体的に劣化している・割れが多い・アスベスト非含有材(2004年以降の製品に多い)の場合はカバー工法や葺き替えを検討します。まず専門家による診断で現状を確認することが重要です。
Q. 縁切りをしないとどうなりますか?
A. 屋根材の下に水が溜まり、野地板(屋根の下地材)や防水シートの劣化・腐食が進みます。最終的に雨漏りとなって発覚することが多く、その時点では屋根材の交換・野地板の補修が必要な大規模修繕になっているケースがあります。
Q. 苔・藻が生えていますが塗装できますか?
A. はい。高圧洗浄で苔・藻を除去したうえで塗装します。ただし、苔・藻が多い場合は屋根材への根の食い込みや吸水による劣化が進んでいる可能性があるため、洗浄後の状態を確認してから工事内容を判断します。
Q. 都留市の冬に屋根塗装はできますか?
A. 塗料は気温5℃以下・湿度85%以上では適切に乾燥・硬化しないため、真冬の施工は品質管理上のリスクがあります。都留市エリアでは10月〜11月、または3月〜4月の施工が気候条件として適しています。
Q. 屋根塗装と外壁塗装は同時にやるべきですか?
A. 同時施工をお勧めします。足場を共有できるため、別々に行うより費用を大幅に抑えられます(足場費用の節約:15万〜25万円程度)。また、外壁・屋根のメンテナンスサイクルを合わせることで、今後の管理もシンプルになります。
まとめ——スレート屋根塗装は「縁切り」と「業者選び」が全て
スレート屋根の塗装は、適切な施工を行えば10〜15年にわたって屋根を保護できる有効なメンテナンスです。しかし、縁切りの省略・塗布量不足・下地処理の手抜きがあると、数年で雨漏りが発生するリスクがあります。
都留市のような寒暖差・積雪のある地域では、屋根の劣化スピードが速いため、適切なタイミングで信頼できる業者に依頼することが、長期的な修繕コストを抑える最善の方法です。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業は、ドローン診断・縁切り(タスペーサー工法)・塗布量管理を徹底した屋根塗装を行っています。2024年にはアステックペイントゴールド加盟店として全国施工実績10位以内を達成しました。
「うちの屋根、塗装が必要かどうかまず見てほしい」という方は、お気軽にご連絡ください。
✅ 無料ドローン屋根診断(写真付き報告書でご説明)
✅ 縁切り・塗布量管理を徹底した施工
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📞 0120-574-348(受付 8:30〜19:00)
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市・鳴沢村・山中湖村 対応
執筆者: 株式会社西山建材工業
代表取締役 西山飛翔 (一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・外装劣化診断士)

