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【都留市】外壁塗装にベストな時期は? 季節ごとのメリットと費用を抑えるコツも紹介
2025.05.13
スタッフブログ

こんにちは!
プロタイムズ富士吉田店(株式会社西山建材工業)です。
私たちは山梨県富士吉田市や都留市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
「外壁の劣化が気になる…、塗装したほうがいいのかな」
「外壁塗装にはどのくらいの費用がかかるの?」
外壁塗装を考えているけど、いつがいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装が必要な劣化のサインや外壁塗装をするべきタイミング、費用を抑える方法などについて解説します。
外壁塗装のタイミングや時期のほか、コストの削減方法や適正価格を知る方法などを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
そろそろ塗り替え時期かも…? 外壁塗装劣化のサイン

外壁塗装はどのタイミングで行なうべきなのでしょうか。その判断材料となるのは以下の3つです。
- ・ 築年数
- ・ 外壁に現れた劣化サイン
- ・ 塗料の耐用年数
これらのポイントをもとに、外壁劣化の目安や劣化のサイン、外壁塗装の寿命について整理します。
外壁塗装は築10年が目安
外壁は築10年が塗り替えの適切な時期とされています。この目安には明確な根拠があります。
家の外側を覆う材料(特にセメントを含む外壁材)は、工場で防水加工が施されていますが、その効果は時間の経過とともに薄れていきます。一般的に5~7年経つと、雨水を防ぐ能力が徐々に低下し始めます。そのため10年を経過する頃には、塗装によって新たな保護層(塗膜)をつくる必要が生じるのです。
また、外壁は常に太陽の光(主に紫外線)や雨、風にさらされています。こうした自然環境による影響で、色あせや表面のひび割れが発生します。見た目の美しさを取り戻すためにも、塗り替えが望ましいでしょう。

適切な時期に塗装をしないと、家の内部構造にまで問題が及ぶ可能性があります。ひび割れた部分から雨水が浸入すると、木材が腐ったり、壁の内部でカビが発生し、塗装だけでは対処できなくなり、修理費用が高くつくことに。最悪の場合、住宅を建て替えなければならない恐れもあります。
定期的な塗り替えは、家を長持ちさせる投資と考えられます。築10年での外壁塗装は、見た目の美しさだけでなく、住まいの安全性を守る大切なメンテナンスなのです。
外壁塗装劣化のサイン
外壁には、年月とともに様々な変化が現れます。
次のような劣化症状が出てきていませんか。ぜひチェックしてみてください。
色あせ

外壁の色がくすんできたり、明るい色が薄くなってきたら、塗料の保護機能が低下している証拠です。このような変化が見られたら、そろそろ塗り替えを考える時期かもしれません。
チョーキング

外壁を手で触ると白い粉が指につく場合は要注意です。これはチョーキングと呼ばれ、劣化によって塗装の顔料が表面に出てくる現象です。このまま放置すると雨水が内部に染み込む原因となります。
塗膜の膨れ・剥がれ

劣化が進行すると、壁面に小さな膨らみが出たり、塗料が剥がれたりします。これは水分が壁の内側に入り込んでいる証拠であり、早めの対処が求められます。
ひび割れ(クラック)

壁面に細かいひび割れ(クラック)が生じることもあります。特に幅が広いひび割れは、建物の内部構造にまで影響を及ぼす可能性があるため、すぐに専門家に相談しましょう。
シーリングの劣化

窓の周りや外壁材のつなぎ目部分の防水材(シーリング)が硬化して割れている場合も注意が必要です。この部分から雨水が浸入すると、内部の木材が腐食する原因となります。
一つでも当てはまったら、塗装を検討することをおすすめします。すぐに塗装が必要なのか判断するためにも、まずは専門家に相談しましょう。
当店では、外装劣化診断士による診断を無料で行なっています。外壁について気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
チョーキングが気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
『【富士吉田市】外壁のチョーキング現象=塗装のサイン! ひび割れ・雨漏りの前に対策を|対処法と費用を解説 』
塗料の耐久年数から考える外壁塗装の寿命
使用された塗料の耐久年数から、おおよその外壁塗装の寿命を計算することも可能です。主な塗料の耐久年数は、以下のとおりです。
【 塗料の種類と耐久年数 】
アクリル塗料やウレタン塗料を使用している場合、築10年以内であっても外壁塗装の塗り替えが必要かもしれません。外壁に何らかの劣化が見られた場合、耐久年数以内であっても専門家に外壁の状態を見てもらうなどの対応をした方がいいでしょう。
外壁塗装のおすすめ時期は? 涼しい季節がベストな理由

外壁塗装は一年中いつでも施工することが可能です。しかし、塗装に向いているのは涼しいシーズンです。
ここでは、外壁塗装に適した気候条件や各季節のメリット・デメリット、都留市で外壁塗装に適した季節、梅雨時期に外壁塗装を避けた方がいい理由などについて解説します。
外壁塗装に適した気候条件
外壁塗装をする上で重要なのは、湿度と気温です。
外壁塗装ができる気候条件は一般的に
- ・ 気温:5℃以上
- ・ 湿度80%以下
と言われています。
日本全国で見ると、一日の平均気温が5℃台になるのは1月から2月上旬の期間です。そして、最低気温が5℃より高くなるのは3月下旬からです。つまり、一日中ずっと気温が5℃以上になるのは3月下旬からということになります。
湿度は多くの要因によって変化します。雨や雪の量、その場所の暖かさ、そして土地の特徴などが影響しています。通常、雨がたくさん降る時期や気温が上がっているときには湿度も上がりやすくなります。また、海の近くに位置する地域では、水分が空気中に多く含まれるため、湿度が高くなることが多いです。
各季節のメリット・デメリット

外壁塗装には適した季節と不向きな季節があります。
これから季節ごとのメリットとデメリットについて説明します。季節によって塗装作業の条件が異なるため、計画的に進めるために参考にしてください。
【 季節ごとのメリット・デメリット 】
メリット・デメリットを考慮すると、春、夏、秋が外壁塗装に適したシーズンであることがわかります。実際、施工件数を見ても春から秋に施工件数が増えます。
ただし、6月から7月にかけての梅雨時期は注意が必要です。梅雨時期の注意点については、後ほど詳しく説明します。
都留市で外壁塗装に適した季節は?

山梨県都留市で外壁塗装に最も向いている時期は、春(4月~5月)と秋(9月~10月)です。春は気温が15度前後と穏やかで、雨も比較的少なく晴れの日が多いため、塗料がきれいに乾く条件が整っています。秋も同様に気温が落ち着いており、湿気も少なくなるので塗装作業がしやすい季節です。日中と夜の温度差はありますが、日中の作業時間内であれば問題なく進められます。
夏場は都留市でも30度を超える暑さになることがあり、塗料が早く乾きすぎてむらができる心配があります。また、梅雨時期は湿度が高く、雨の日が続くため作業が中断されやすいです。冬は寒さで塗料の性能が発揮されにくく、乾燥に時間がかかります。都留市は山間部にあるため、特に冷え込みが厳しい日もあります。
都留市で外壁塗装に適しているのは、全国的な傾向と同じく春と秋といえるでしょう。外壁の状態を長持ちさせるためには、気候条件の良い季節を選ぶことが大切です。
梅雨時期は外壁塗装を避けたほうが良い
梅雨時期は外壁塗装に適さない季節です。その主な理由は高い湿度にあります。多くの塗料は湿度が85%を超えると正常に乾かなくなり、仕上がりに悪影響を及ぼします。また、雨が頻繁に降るため作業が中断されやすく、工期が延びる傾向があります。
梅雨時に塗装する場合には、いくつかの点に注意が必要です。まず天気予報をこまめに確認し、晴れ間を見計らって作業を進めることが大切です。また、通常の水を含む塗料よりも、油を含む塗料の方が湿気に強いため選択肢となります。
施工会社との契約時には、雨による工期延長の場合の追加費用について明確にしておきましょう。予定どおりに進まないことを前提に余裕を持ったスケジュールを組むことも重要です。
もし塗装中に急に雨が降り出したら、作業を中止して塗りかけの部分が雨に濡れないよう対策を講じてもらいましょう。完成後に色むらなどの問題が見つかった場合は、すぐに施工会社に連絡して対応を相談しましょう。
外壁塗装の費用を抑える5つの方法

塗装が必要な時期に適切な塗装を行なうことが、無駄な出費を抑える一番の方法です。しかし、外壁塗装は100万円前後の費用が掛かる高額なメンテナンスであることから、できることなら少しでも安く抑えたいところですよね。
そこで、ここでは費用を抑えるためのポイントを5つ紹介します。
閑散期がねらい目!?
外壁塗装の需要は季節によって大きく変動します。春(3〜5月)と秋(9〜11月)は天候が安定しているため工事が集中し、多くの方がこの時期に施工を依頼します。
逆に、冬場(12〜2月)や梅雨時期(6〜7月)は仕事が少なくなるため、顧客を獲得するために特別割引やキャンペーンを行なう塗装会社もあります。このようなキャンペーンを利用して工事をすれば、価格を安く抑えることができるでしょう。
ただし注意点もあります。
雨の日や気温が低すぎる日は塗装作業ができないため、工期が延びる可能性があります。また、値引きを理由に質の悪い材料を使う会社もあるので、複数の見積もりを比較し、会社の評判もしっかり確認しましょう。
相見積もりを行なう

外壁塗装の費用を抑えるために効果的なのが「相見積もり」という方法です。相見積もりとは複数の会社から見積もりを取って価格や内容を比較することです。
なぜ相見積もりが必要かというと、外壁塗装の費用は会社によってかなり差があるからです。会社ごとに計算方法が違うため、1社だけに頼むと提示された価格が適正なのか判断できません。
相見積もりを行なう際は、2~3社から見積もりを取るのがおすすめです。その際、同じ条件で依頼することが重要です。塗る範囲や使用する塗料の種類、工事内容などを統一して伝えましょう。そうすれば正確に比較できます。
見積書をもらったら、細かい内訳まで確認してください。総額だけでなく、足場代や塗料代など項目ごとの金額を見ることで、どこが高いのか把握できます。また、見積書を持って別の会社と交渉することも可能です。「他社ではこの金額だった」と伝えることで値引きに応じてくれることもあります。
ただし、価格だけで決めるのは危険です。施工の質や保証期間、アフターフォローなども含めて総合的に判断しましょう。安すぎる見積もりには注意が必要です。
屋根塗装と外壁塗装を同時に行なう

屋根と外壁の塗り替えを一緒に行なうことには、大きな利点があります。作業のための足場を1回組み立てるだけでいいので、費用が節約できます。足場代は外壁塗装費用の約20%を占めるほど高額なため、別々に工事すると余計な出費になってしまいます。
さらに、屋根と外壁の塗装をまとめて行なうと、家全体の見た目が統一され、きれいな仕上がりになります。色の組み合わせも一度に考えられるので、バランスの良い外観にできます。
工事の手間や時間が短縮できるのも大きなメリットです。塗装会社とのやり取りや打ち合わせが、屋根と外壁で一度にできるため、家族の負担も減ります。雨漏りなどの問題も一度に解決できるため、住まいを長持ちさせる効果もあります。
補助金や助成金を活用する
外壁塗装の費用を抑えるには、様々な支援制度を利用する方法があります。多くの自治体では、住宅の改修やエネルギー効率の向上を目的とした工事に対して資金援助を行なっています。申請には条件がありますが、審査に通れば工事金額の一部が支給されます。
都留市では、「都留市空き家バンク利活用事業補助金」と「木造住宅耐震改修事業」というリフォーム工事に関する助成制度があります。外壁塗装のみには適用されませんが、リフォームや耐震工事を一緒にお考えの方は利用できる可能性がありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
助成金については、こちらの記事で詳しく解説しています。
『【都留市】助成金を利用して外壁塗装をお得に!対象要件や注意点をご紹介 』
火災保険を適用する
加入している火災保険が適用できるケースもあります。自然災害による外壁の損傷があった場合、修理費用が保険でカバーされることがあります。台風や雹(ひょう)などで壁に傷がついた際は、保険会社に相談してみることをお勧めします。
当店では、火災保険の申請についてアドバイスやサポートを行なっています。
まずはお客様の家を直接見に行って必要な図面を作り、被害を受けた場所を詳しく調べます。調査の結果から被害の原因を突き止め、修理の見積書を出し、保険申請に必要な書類作成のお手伝いをします。
都留市にお住まいで、ご自宅の補修に火災保険が使えるか判断がつかない方は、ぜひ私たちにご相談ください。
火災保険については、こちらの記事もご覧ください。
『【都留市】火災保険は外壁塗装も対象? 適用されるケースと注意点を解説 』
都留市の外壁塗装はプロタイムズ富士吉田店(株式会社西山建材工業)におまかせ!

外壁塗装は家を守るための重要なメンテナンスで、一般的に築10年が目安とされています。塗り替え時期の判断には、築年数、外壁の劣化サイン(色あせ、チョーキング、剥がれ、クラック等)、使用塗料の耐久年数を考慮しましょう。
外壁塗装に最適な時期は、気温や湿度の条件が整う春と秋ですが、閑散期である冬や梅雨時期でも施工は可能です。塗装会社の割引キャンペーンを利用、複数社から相見積もりを取る、屋根と外壁を同時に塗装する、補助金・助成金や火災保険を活用して賢く塗装費用を抑えましょう。
適切な時期と質の良い施工で、住まいを長持ちさせることが大切です。
外壁の状態が気になる方は、プロタイムズ富士吉田店(株式会社西山建材工業)の無料診断をご利用ください。お住まいの外壁塗装について、お気軽にご相談・お問い合わせいただけます。