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「コーキングって何ですか?」
「外壁塗装と一緒にコーキングも打ち替えないといけないの?」
——外壁塗装の見積もりをもらった方からよく聞かれる質問です。

コーキング(シーリング)はサイディング外壁の目地・窓まわりに充填されているゴム状の材料です。地味な存在ですが、外壁の防水性を守るうえで塗装と同じくらい
——いや、場合によっては塗装以上に重要な役割を担っています。

そして都留市では、このコーキングが平地より早く劣化することが多いです。コーキングが劣化したまま放置すれば、どれだけきれいに外壁塗装をしても、コーキング部分から雨水が浸入して雨漏りにつながります。

富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業(プロタイムズ富士吉田店)が、都留市でコーキングが特に重要な理由と正しい対処法を解説します。

コーキング(シーリング)とは何か

外壁における役割

サイディング外壁(窯業系・金属系)は複数のボードを並べて施工されます。ボードとボードの継ぎ目(目地)・窓やドアの枠まわり・外壁の開口部まわりには隙間が生じます。この隙間をゴム状の弾力性のある材料で埋めているのがコーキング(シーリング)です。

コーキングが正常な状態であれば、この隙間から雨水が建物内部に浸入することを防ぎます。コーキングが劣化して隙間が生じると、そこから雨水が浸入し、外壁材の内部・断熱材・構造材へのダメージにつながります。

コーキングの耐用年数

コーキング材には様々な種類があります。外壁によく使われる変性シリコン系・ポリウレタン系コーキング材の一般的な耐用年数は7〜10年とされています。しかしこれは平地の標準的な気候条件での目安です。

なぜ都留市でコーキングが早く劣化するのか

大きな寒暖差による膨張・収縮の繰り返し

コーキング材の特性のひとつが「弾力性」です。温度が上がると伸び、下がると縮む性質があり、外壁の動きに追従することで防水性を維持します。

しかし都留市の大きな寒暖差(夏の最高気温と冬の最低気温の差が35℃以上になることがある)は、この膨張・収縮のサイクルを大きく・頻繁に繰り返させます。この繰り返しがコーキング材の弾力性を急速に消耗させ、硬化・ひび割れ・剥離を引き起こします。

都留市では一般的なコーキング材の耐用年数(7〜10年)より短い5〜8年で劣化が顕著になるケースが多いです。

多湿環境による劣化促進

桂川沿いの多湿環境では、コーキング材の表面に湿気が長時間留まります。湿気はコーキング材の劣化を促進させる要因のひとつです。特に窓まわり・北面の目地など、日当たりが少なく乾燥しにくい箇所での劣化が早い傾向があります。

コーキング劣化のサインと危険度

劣化の段階によって対処方法が異なります。自分でも確認できるサインを解説します。

初期劣化(経過観察)

・表面に細かいひび割れ(ヘアライン)が入っている
・少し硬くなっているが弾力は残っている → すぐに打ち替えが必要ではないが、次回の外壁塗装時に合わせた打ち替えを計画する

中期劣化(打ち替え推奨)

・コーキング材全体にひび割れが広がっている
・コーキング材が硬化してゴムの弾力性を失っている
・コーキングと外壁材の間に隙間が見え始めている(部分剥離) → 雨水浸入のリスクが高まっている。外壁塗装と合わせて早めの打ち替えを推奨

後期劣化(早急に対処が必要)

・コーキングが外壁材から完全に剥離している箇所がある
・コーキングが欠落して開口部になっている
・コーキング周辺の外壁材にシミ・変色がある(すでに水が浸入している可能性) → 早急な打ち替えが必要。場合によっては外壁内部への浸水確認も必要

外壁塗装と同時にコーキングを打ち替えるべき理由

費用効率が最も高い

コーキング打ち替えを外壁塗装と別のタイミングで行う場合、足場の設置・解体費用(15万〜25万円程度)が別途必要になります。外壁塗装と同時施工することで足場を共有でき、この費用が不要になります。

施工品質が高い

コーキングを打ち替えてから外壁塗装を行うことで、新しいコーキングの上からも塗料で保護できます。コーキングを塗料でコーティングすることで、紫外線・雨水への耐性が高まり、コーキング自体の寿命も延びます。

逆に外壁塗装を先に行ってからコーキングを打ち替えると、コーキング部分だけ塗料の保護がない状態になります。

メンテナンスサイクルを合わせられる

外壁塗装(8〜12年サイクル)とコーキング(都留市では5〜8年サイクル)のタイミングを合わせることで、今後の維持管理計画がシンプルになります。

コーキング打ち替えの工程と費用

工程の流れ

  1. 既存コーキングの撤去(カッターで切り込みを入れて引き剥がす)
  2. 残留コーキングの除去・清掃
  3. プライマー(下塗り接着剤)の塗布
  4. 新しいコーキング材の充填
  5. ヘラでならして均一な仕上げ
  6. 硬化・乾燥(12〜24時間程度)
  7. 外壁塗装(コーキング硬化後に実施)

コーキング打ち替えの費用目安

建物規模費用目安(材料・施工込み)
延床25〜30坪8万〜18万円程度
延床30〜40坪12万〜25万円程度
延床40坪以上18万〜35万円程度

使用するコーキング材の品質・充填箇所の長さ・状態によって変わります。安価なコーキング材は耐久性が低く数年で再劣化しますので、材料の品質にも注意が必要です。

「打ち替え」vs「増し打ち」の違い

コーキング工事には「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。

打ち替え:既存のコーキングをすべて撤去して新しく充填する。費用は高いが、耐久性・密着性が高い。

増し打ち:既存のコーキングの上に新しいコーキングを重ねて充填する。費用は安いが、既存コーキングの劣化が継続するため耐久性が低い。剥がれやすい。

都留市の大きな寒暖差・凍害環境では、増し打ちでは耐久性が不十分なことが多く、打ち替えが推奨されます。

よくある質問(FAQ)

Q. コーキングだけ先に打ち替えてもらうことはできますか?
A. 可能ですが、外壁塗装と同時施工を強くお勧めします。コーキング単独工事では足場費用が別途必要になり、総コストが高くなります。また打ち替えたコーキングを外壁塗装で保護することで、コーキング自体の耐久性も高まります。

Q. コーキングの劣化が激しいのに、外壁塗装業者に「次回でいいですよ」と言われました。
A. 劣化が進んでいるのに「次回でいい」という判断は要注意です。コーキングが劣化したままだと塗装後すぐに雨漏りが発生するリスクがあります。別の業者にセカンドオピニオンを求めることをお勧めします。

Q. 窓まわりのコーキングだけ劣化しています。部分的に打ち替えできますか?
A. 可能ですが、外壁全体のコーキングの状態を確認したうえで、部分施工か全面施工かを判断することをお勧めします。一部だけ新しいコーキングになると、他の箇所も数年内に劣化するため、結局全面施工した方が効率的なことが多いです。

Q. コーキングに使う材料の種類は何がいいですか?
A. 外壁の目地には変性シリコン系・ポリウレタン系のコーキング材が一般的です。どちらも塗料が上から塗れること・耐久性があることが選定基準です。都留市の大きな寒暖差に対応するため、弾力性の高い高品質なコーキング材の使用をお勧めします。

まとめ——都留市の外壁塗装では「コーキング打ち替え」は省略できない

都留市の大きな寒暖差・多湿環境はコーキングの早期劣化を招きます。外壁塗装のタイミングでコーキングを全面打ち替えすることは、省略できないメンテナンスのひとつです。

「コーキングは含まれていますか?」——外壁塗装の見積もりを依頼したとき、必ずこの一言を確認してください。

富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年。株式会社西山建材工業は、2024年・2025年山梨県施工実績第1位を獲得。全国4,000社以上のアステックペイント加盟店の中でも、厳しい品質基準をクリアした「プロタイムズ」加盟店として、2026年5月セールスチャンピオンズカップ全国第1位、甲信越・北陸エリアでは2026年4月・5月の2大会連続第1位を受賞。さらにアステックペイント全国施工実績10位以内の実績を誇る、地域密着の外装リフォーム専門店です。

✅ コーキング全面打ち替えを含む一貫施工(省略なし)
✅ 都留市の寒暖差に対応した高品質コーキング材を使用
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執筆者: 株式会社西山建材工業 代表取締役 西山飛翔 (一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・外装劣化診断士)

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