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外壁塗装の業者と話をしていると「建設業許可を取得しています」という説明を受けることがあります。
「それは安心ですね」と返しながらも、許可票を実際に確認したことがある方は少ないのではないでしょうか。

建設業許可票は、業者の店舗・事務所・工事現場に掲示が義務付けられている書類です。そこには業者を選ぶうえで役立つ情報が記載されています。

今日は「許可票に何が書かれているのか・どこを見ればいいのか」を具体的に解説します。

富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業(プロタイムズ富士吉田店)が、実際の許可票を例にお伝えします。

建設業許可票とは——掲示の義務と目的

建設業法第40条では、建設業許可を取得した業者は以下の場所に許可票を掲示することが義務付けられています。

・営業所(本店・支店)の見やすい場所
・建設工事の現場の見やすい場所

この掲示義務は「消費者が業者の信頼性を確認できるようにする」という目的があります。つまり、許可票は「業者に確認して良いもの」であり「業者が堂々と見せるべきもの」です。

「許可票を見せてください」と業者に伝えることは、お客様の正当な確認行為です。遠慮なく確認してください。

許可票に書かれている情報と読み方

①商号または名称

業者の正式な会社名が記載されています。ウェブサイトや見積書の会社名と一致しているか確認してください。

②代表者の氏名

代表取締役(個人事業主の場合は個人名)が記載されます。これが一致していれば、確認している許可票がその業者のものであることの証明になります。

③許可を受けた建設業の種類

ここが最も重要な確認ポイントです。

許可を受けている工事業の種類が列記されています。主な種類として以下があります。

塗装工事業:塗装工事を行うための許可
屋根工事業:屋根の葺き替え・カバー工法などの許可
防水工事業:ベランダ・屋上防水などの許可
板金工事業:棟板金・谷板金などの板金工事の許可
大工工事業:木工事・木製建具工事の許可
内装仕上工事業:内装の仕上げ工事の許可
タイル・れんが・ブロック工事業:タイル・れんが等の工事許可
熱絶縁工事業:断熱工事などの許可

外壁塗装の業者として「塗装工事業のみ」の許可業者と、上記のような複数の関連工事業の許可を持つ業者を比較したとき、後者の方が建物全体を広い視野で管理できる知識・体制が整っていると言えます。

弊社(西山建材工業)の許可票には「塗装工事業・大工工事業・左官工事業・石工事業・タイル・れんが・ブロック工事業・屋根工事業・板金工事業・防水工事業・ガラス工事業・内装仕上工事業・熱絶縁工事業」が記載されており、「この店舗で営業している建設業:総合建設業」と明記されています。

④許可番号と許可年月日

許可番号は「(般-5)第10688号」のような形式で記載されています。

この番号には重要な情報が含まれています。

「般」か「特」か般(一般建設業):下請けへの発注が4,000万円未満の工事を主に受注する業者 ・特(特定建設業):下請けへの発注が4,000万円以上になる工事も受注できる業者(財務・技術要件が一般より厳しい)

許可票から読み取れること——業者評価への活用

許可票の情報を組み合わせると、以下のことが推察できます。

許可業種の多さから知識・体制の広さを推察できる

許可業種が多いほど、関連する工事分野の専任技術者が在籍している(または過去に在籍した実績がある)ことを示します。外壁塗装において関連する屋根・防水・板金・内装などの許可業種を持つ業者は、これらの工事を総合的に判断・管理できる体制が整っている可能性が高いです。

「一般」か「特定」かで規模感が分かる

特定建設業は一般建設業より財務・技術要件が厳しく、大規模な工事への対応力を示す一つの指標になります。

許可票の確認で分かること・分からないこと——正直にお伝えします

許可票は非常に有用な情報源ですが、すべてを保証するものではありません。

分かること ・行政が一定の要件を審査した業者であること ・おおよその営業継続年数の目安 ・対応できる工事業種の範囲 ・財務基盤の一定の担保

分からないこと ・実際の施工品質 ・現場の職人の技術レベル ・施工管理体制の充実度 ・アフターフォローの質

許可票はあくまで「入口の確認」です。許可票の確認に加えて、実際の施工事例・施工中の管理体制・保証内容・現場監督の在籍状況なども合わせて確認することをお勧めします。

よくある質問(FAQ)

Q. 許可票が掲示されていない業者は怪しいですか?

A. 許可業者は掲示が法律で義務付けられているため、許可票がない場合は「無許可業者」か「掲示義務を守っていない許可業者」のどちらかです。いずれの場合も確認が必要です。

Q. 許可番号から業者を検索できますか?

A. はい。国土交通省が運営する「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」(インターネット検索で「建設業ナビ」と検索)で、許可番号・会社名・都道府県などから業者情報を検索できます。

Q. 更新が切れている業者もいますか?

A. 建設業許可は5年ごとの更新が必要で、更新を怠ると許可が失効します。許可年月日から5年以上経過している場合、更新されているか確認することをお勧めします。ウェブ上の検索システムでも最新の許可状況を確認できます。

Q. 西山建材工業の許可番号・許可業種を教えてください。

A. 弊社の許可票には「(般-5)第10688号 令和5年4月10日(塗装工事業)」「(般-6)第10688号 令和7年3月24日(大工・左官・石・タイル・れんが・ブロック・屋根・板金・防水・ガラス・内装仕上・熱絶縁工事業)」が記載されています。総合建設業として、外壁塗装に関わるあらゆる工事業の許可を取得しています。

まとめ——許可票は業者選びの「入口の確認書」

建設業許可票は、業者の信頼性を確認するための有効なツールです。ただし「許可がある=すべてOK」ではなく、許可の種類・更新回数・業種の広さを確認したうえで、施工管理体制・実績・保証内容と合わせて総合的に判断することをお勧めします。

富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年。株式会社西山建材工業は、2024年・2025年山梨県施工実績第1位を獲得。全国4,000社以上のアステックペイント加盟店の中でも、厳しい品質基準をクリアした「プロタイムズ」加盟店として、2026年5月セールスチャンピオンズカップ全国第1位、甲信越・北陸エリアでは2026年4月・5月の2大会連続第1位を受賞。さらにアステックペイント全国施工実績10位以内の実績を誇る、地域密着の外装リフォーム専門店です。

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執筆者: 株式会社西山建材工業 代表取締役 西山飛翔 (一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・外装劣化診断士)

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