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富士吉田市の豪雪に耐える屋根メンテナンス|凍害・雪止め・積雪対策を徹底解説
2026.06.24
スタッフブログ
富士吉田市は標高800〜900mの高地に位置し、山梨県東部の中でも特に積雪量が多い地域です。毎年冬になると、屋根への積雪荷重・凍害・雪解け水の浸入・棟板金の飛散など、豪雪エリア特有のトラブルが発生します。

「また今年も屋根が心配」「雪が解けたら屋根を点検してもらいたい」
——このようなご相談が春先に集中します。しかし本来は、雪が降る前の秋口に屋根の状態を確認し、対策を講じておくことが最もリスクを減らせます。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業(プロタイムズ富士吉田店)が、富士吉田市の豪雪に耐えるための屋根メンテナンスを解説します。
富士吉田市の積雪が屋根に与える影響
積雪荷重による構造への負荷
富士吉田市の年間積雪量は平均で1〜2m程度になることがあり、一度の降雪で40cm以上積もるケースもあります。

雪の重さは新雪で約50kg/㎡、湿った雪・積もって固まった雪では100〜150kg/㎡以上になることがあります。屋根面積30㎡の住宅で、50cm積雪した場合の重さは1,500〜2,300kgにもなります。これが屋根材・構造材への継続的な負荷となります。
凍害——富士吉田市特有の屋根劣化加速要因
凍害とは、屋根材・塗膜が吸水した状態で凍結・膨張し、解凍を繰り返すことで内部から破壊される現象です。

富士吉田市では昼夜の寒暖差が大きく、日中に屋根の雪が解けて屋根材に水分が浸透し、夜間に再び凍結するというサイクルが冬季に繰り返されます。このサイクルがスレート屋根のひび割れ・欠け・棟板金の浮きを急速に進行させます。
塗膜が劣化して防水性を失った屋根材は、このサイクルで著しく早く損傷します。
雪解け水の浸入
屋根の雪が解けるとき、大量の水が一気に流れます。棟板金の浮き・コーキングの劣化・スレートのひび割れがある箇所から、この雪解け水が浸入します。春先に雨漏りが発覚するケースの多くは、冬季の雪解け水浸入が原因です。

豪雪前に確認すべき屋根の点検ポイント
冬が来る前の秋口(10月〜11月)に、以下の点検を行うことをお勧めします。
①棟板金の浮き・釘の抜け
屋根の頂上部にある棟板金は、富士吉田市の強風・積雪で最もダメージを受けやすい箇所です。釘が浮いている・板金が浮いている状態で冬を迎えると、積雪の重さ・強風で一気に飛散するリスクがあります。
②スレート屋根のひび割れ・欠け
前年の凍害で発生したひび割れ・欠けを放置したまま冬を迎えると、今年の凍害でさらに拡大します。
ひび割れからの雪解け水浸入→再凍結→拡大というサイクルが繰り返されます。
③コーキングの状態
棟板金まわり・屋根材の継ぎ目のコーキングが劣化・剥離していると、雪解け水の浸入経路になります。
④雨樋の詰まり・変形
落ち葉・ゴミが詰まった雨樋は、雪解け水の排水が正常に行えず、オーバーフローして外壁・基礎に水が流れ込みます。また雨樋内に溜まった水が凍結すると、雨樋の変形・破損の原因になります。
⑤雪止め金具の状態
雪止め金具が取り付けられている場合、固定力の確認が必要です。雪止め金具が外れていると、屋根から一気に雪が落下して人・車・隣家への損害リスクがあります。
豪雪エリアで特に重要なメンテナンス
①早めの屋根塗装——凍害を防ぐ防水性の確保
富士吉田市の屋根塗装は、平地より1〜2年早めに塗り替えることが建物を長持ちさせるポイントです。塗膜の防水性を維持することが、凍害を防ぐ最も効果的な対策です。
塗装時期の目安:シリコン系で7〜10年、フッ素系で11〜13年(平地の耐用年数より短めに設定)
②雪止め金具の設置・増設
雪止め金具は屋根からの落雪を防ぐ安全装置です。取り付けていない・少ない場合は増設を検討してください。特に歩道・隣家・車のそばに位置する屋根面への設置は、近隣への損害賠償リスクを防ぐためにも重要です。
③棟板金の交換・固定強化
富士吉田市の積雪・強風環境では、棟板金の固定力の確認・増し打ちを定期的に行うことをお勧めします。貫板(下地木材)が腐食している場合は交換が必要です。
④屋根カバー工法による根本的な防水強化
スレート屋根の劣化が進んでいる場合、屋根カバー工法(ガルバリウム鋼板を重ね葺き)が豪雪対策としても有効です。新しい高耐久ルーフィング(防水シート)と金属屋根材の組み合わせで、防水性・耐久性を大幅に向上できます。
富士吉田市での屋根カバー工法は、凍害が繰り返されるスレート屋根に対する根本的な解決策としてご検討いただけます。
積雪後の注意点——雪下ろしの正しい方法
屋根の雪下ろしは、転落・屋根材損傷のリスクがある危険な作業です。以下の点に注意してください。
・安全確保が最優先:命綱・ヘルメット・滑り止め付き靴を着用する
・スコップで屋根材を傷つけないよう注意する(特にガルバリウム鋼板は傷がサビの原因になる)
・軒先に10〜20cm程度の雪を残して落雪による損傷を防ぐ
・積雪が重大な構造ダメージになりそうな場合は専門業者に依頼する
よくある質問(FAQ)
Q. 雪が解けたら屋根の点検をお願いしたいのですが。
A. はい。春先の雪解け後の点検・診断は優先的に対応しています。ドローン診断で冬季のダメージを確認し、写真付き報告書でご説明します。
Q. 積雪で棟板金が飛んでしまいました。すぐに対応してもらえますか?
A. はい。緊急の屋根補修に対応しています。まずLINEまたはお電話でご連絡ください。
Q. 雪止め金具を後付けで設置できますか?
A. はい。既存の屋根材に合わせた雪止め金具の後付け設置に対応しています。
Q. 富士吉田市の積雪で屋根が壊れた場合、火災保険は使えますか?
A. 雪災補償が付いている火災保険であれば、積雪による損傷は保険対象になるケースがあります。ドローン診断で損傷状況を記録し、保険申請のサポートも行っています。
Q. 都留市・大月市・富士河口湖町でも豪雪対策の屋根工事に対応していますか?
A. はい。山梨県東部エリア全域で対応しています。
まとめ——富士吉田市の豪雪に備えるなら「秋の点検」が最善
富士吉田市の屋根は、豪雪・凍害・強風という三重のストレスにさらされています。雪が降る前の秋口に点検・補修を行うことが、冬季の屋根トラブルを防ぐ最善の方法です。
「また春に確認しよう」という判断を続けていると、凍害が年々蓄積して修繕費用が膨らみます。今年の冬こそ、しっかりした備えで臨んでください。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業は、2024年・2025年ともに山梨県施工実績1位、アステックペイントゴールド加盟店として全国施工実績10位以内を達成しました。
「今年の冬前に屋根を点検したい」という方は、お気軽にご連絡ください。
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執筆者: 株式会社西山建材工業 代表取締役 西山飛翔 (一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・外装劣化診断士)


