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「富士吉田市で選ばれている人気外壁カラー7選|実例付きで後悔しない色選びを」
2025.06.16
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はじめに
こんにちは!
プロタイムズ富士吉田店(株式会社西山建材工業)です。
私たちは山梨県富士吉田市や都留市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。
そろそろ外壁の色を塗り替えたいと考えていて、どんな色が人気なのか、または周囲の家と調和する色はどのようなものかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、富士吉田市で実際に選ばれている人気の外壁カラーについてご紹介します。また、後悔しない色選びのポイントを実例とともに解説していますので、外壁の色選びの参考にしていただければ幸いです。
1. 富士吉田市で人気の外壁カラーとは?

富士山北東側のふもとに広がる富士吉田市は、四季の変化が明瞭であり、雨や雪が多いエリアです。この気候的特徴を踏まえ、以下のタイプの色が人気です。
- ・ 汚れが目立ちにくい落ち着いた色
- ・ 自然や景観と調和する色合い
- ・ 経年劣化が目立ちにくい安定感のある色
それぞれの色について、詳しく見てみましょう。
汚れが目立ちにくい落ち着いた色
気候は外壁の汚れに大きな影響を及ぼしています。
例えば、雨水にはミネラル成分が含まれていますので、外壁に付着して乾燥すると雨筋が発生します。富士吉田市の場合は、雪や雨が多いエリアであるため、雨や雪が外壁に付着することが多く、外壁が汚れやすい状況にあります。
このような汚れを目立たなくさせるためには、汚れが目立ちにくい落ち着いた色を選ぶことがおすすめされています。具体的には、グレーが良いとされています。これは、汚れの多くが中間色であり、グレーという色がそれらの汚れを目立たなくさせるからです。
自然や景観と調和する色合い
富士吉田市周辺は緑豊かな自然に囲まれています。
そのため、外壁の色選びにおいては、周囲の景観との調和を考慮することが重要です。緑は多くの色と相性が良いため、白やアイボリーといった定番の色はもちろん、赤のような鮮やかな色を選んでも景観を損ねることはありません。個人の好みを反映させた色選びを楽しむことができます。
周囲の緑に溶け込ませるような自然な雰囲気を希望するのであれば、ベージュがおすすめです。一方、住宅の存在感を際立たせたい場合は、青や白といった人工的な色を意図的に選択することで、モダンな印象を与えることができます。
また、景観との調和も重要です。周囲の住宅や街並みと比較し、調和がとれている色を選択するのが無難です。
経年劣化が目立ちにくい安定感のある色
安定感がある落ち着いた色は経年劣化が目立ちにくいです。クリームやベージュなどの落ち着いた色合いは、紫外線による退色の影響を受けにくい特性を持っています。これは、落ち着いた色には無機顔料の割合が高く含まれているためです。
外壁の色あせは主に紫外線によって塗料の顔料が劣化することで発生しますが、鮮やかな色に多く含まれる有機顔料と比べると、無機顔料は紫外線への耐性が高いのです。そのため、落ち着いた色を選ぶことで、長期間にわたって見た目の美しさを保ちやすくなります。
2. 実際に選ばれている人気カラー7選

ここからは、実際に選ばれている人気カラーを7つ紹介します。
ベージュ系

ベージュ系は多くの住宅で選ばれている人気のカラーです。優しい印象と温かみのある雰囲気を作り出すため、落ち着いた住宅街によく馴染みます。時代や流行に左右されにくく、長く愛される色調でもあります。
また和風、洋風どちらの建築様式にも自然に調和し、周囲の景観を損なわない特徴があります。アクセントカラーとの組み合わせも楽しめるため、個性を表現しつつも上品な印象を維持できる実用的な色として人気を集めています。
グレー系

グレー系が選ばれる理由は、外壁に付着する砂埃や煤などの汚れの色に近いため、汚れが目立ちにくいからです。中間色であるグレーは色褪せも目立ちにくく、長期間美観を保つことができます。
また、グレーはモダンでスタイリッシュな印象を与えるため、現代的な住宅デザインとの相性が良いです。明るいシルバーグレーから黒に近いチャコールグレーまで、様々な濃淡があり、住宅の個性や周囲の環境に合わせて選ぶことができます。
ブルーグレー

ブルーグレーは、青の清涼感と、グレーの落ち着きが融合した洗練されたカラーです。このカラーを選べば、一般的な色とは一線を画す個性的でありながらも上品な外観に仕上がります。
周囲の環境に自然になじむため、悪目立ちすることがなく、同時に日常的な汚れも目立ちにくいという実用性も兼ね備えています。流行に左右されない普遍的な魅力を持つブルーグレーは、長く愛用できるカラーとして人気を集めています。
アイボリー

アイボリーの人気が高い理由は、温かみのある優しい印象を与えながらも清潔感を保つことができるからです。純粋な白よりも柔らかい印象で、周囲の景観に自然に溶け込みます。
汚れや経年変化が目立ちにくいという実用的な利点もあります。さらに、アイボリーは様々な屋根色や玄関ドアの色と調和しやすく、コーディネートの自由度が高いです。洗練された落ち着きのある住宅の印象を作り出したい方に選ばれています。
ダークブラウン

ダークブラウンのメリットは、落ち着いた高級感と温かみを同時に表現できることです。周囲の自然環境や他の建物と馴染みやすく、経年変化による色あせも目立ちにくいという実用的な面も魅力です。
汚れが目立ちにくいため、メンテナンス性にも優れています。和風・洋風どちらの住宅デザインにも調和するため、幅広い建築様式に対応できる万能な色として人気を集めています。
ブラック

外壁塗装でブラックが選ばれる理由は、まず高級感と洗練された印象を建物に与えることができるからです。ブラックは周囲の色を引き立たせる効果があり、ウッドデッキや植栽などの外構とのコントラストが美しく映えます。
モダンでスタイリッシュな家の印象を強調したい方にも好まれています。全体の外観を引き締める効果もあるため、シャープでおしゃれな住宅デザインを目指す方にとって魅力的な選択肢となっています。
ホワイト系

ホワイト系の外壁カラーは、清潔感と明るさを演出できる定番カラーです。太陽光を反射しやすいため、住宅全体を明るく爽やかな印象に見せることができます。また、どのような屋根色や付帯部のカラーとも合わせやすく、外観全体のバランスが取りやすいのも魅力です。
一方で、汚れが目立ちやすいというデメリットもあるため、セルフクリーニング機能を持つ高機能塗料を選んだり、定期的なメンテナンスを検討したりすることがポイントです。富士吉田市のように降雪や降雨の多い地域でも、質感のあるホワイトを選ぶことで、上品で飽きのこない仕上がりが期待できます。
3. 外壁カラー選びでよくある失敗とその対策

外壁カラー選びでよくあるのは、「思っていたのと違う」という失敗です。こうした失敗を防ぐための3つのポイントを紹介します。
- 【失敗例1】 面積効果の見落とし
- 【失敗例2】 周囲との調和がとれていない
- 【失敗例3】 太陽光と照明で色が違って見える
詳しく見てみましょう。
【失敗例1】面積効果の見落とし

面積効果の見落としは大きな失敗の原因となります。
面積効果とは、同じ色でも広い面積で見ると、小さなサンプルで見たときと印象が異なって見える現象です。たとえば、小さな色見本で選んだグレーが、実際の外壁全体に塗ると予想より明るく感じることがあります。
このような失敗を避けるためには、できるだけ大きなサンプルで確認したり、実際の施工例を見たりすることが重要です。また、日当たりや周囲の環境によっても色の見え方は変わります。色を決める際は、できる限り大きいサイズの色見本をもらいましょう。

【失敗例2】周囲との調和がとれていない
外壁カラー選びで失敗しやすいのは、周囲との調和を無視してしまうことです。
自宅だけが突出した色彩だと、町並みの統一感を乱し、違和感を与えてしまいます。例えば、落ち着いた色調の住宅街で鮮やかな原色を選ぶと、必要以上に目立ってしまい、近隣住民との関係に影響を及ぼすこともあります。
周囲の自然環境や建築様式との不調和も問題です。良い外観デザインとは、個性を表現しつつも地域の景観に溶け込むバランスが大切です。事前に周辺の色調を確認し、調和のとれた色選びをすることで、長く愛される住まいになるでしょう。
【失敗例3】太陽光と照明で色が違って見える

太陽光と照明下での色の見え方の違いは大きな失敗要因となります。昼間の太陽光で見た色と、夜間の照明下で見る色は全く異なって見えることがあります。太陽光は時間帯によって色温度が変化し、朝夕は赤みを帯び、正午頃は青白く感じられます。
一方、家庭の照明は種類によって特性が異なり、照明の場合、白熱灯では白っぽく、蛍光灯では黄色っぽく見えやすくなるのです。このミスマッチを避けるためには、実際の設置環境で、異なる時間帯や照明条件のもとでサンプルを確認することが重要です。
4. 施工事例から学ぶ!人気色の仕上がりイメージ

外壁の色選びは、施工事例を見ると大変わかりやすくなります。
ここでは、富士吉田市で実際に施工した外壁塗装の事例をもとに、3つの事例を完成前と完成後の変化を紹介します。
事例①| アイボリー×ダークブラウンでナチュラル感

施工前に比べるとコントラストが出ており、周囲の景観とも溶け込みやすいナチュラルな仕上がりとなっています。
事例②| チャコールグレーでシックにまとめたモダン住宅

シンプルなチャコールグレーの外観となり、モダンな印象が強まっています。
事例③| ブルーグレーで個性を出しつつ落ち着いた印象に

施工前と比べると、ブルーグレーの濃い色の外壁は、印象を大きく変化させるものとなりました。
5. 外壁・屋根・付帯部の色バランスと組み合わせ例
外壁の色選びでは、屋根や窓枠などの付帯部との調和が重要です。全体の印象を左右するため、これらの要素とのバランスを考慮した配色が必要となります。
ここでは、外壁と屋根・付帯部との組み合わせ、全体バランスを意識した配色などについて解説します。
外壁と屋根の組み合わせ

外壁と屋根の色の組み合わせでは、濃淡の違いを利用して家に立体感を出すのが一般的な方法です。特に「補色」という色同士の組み合わせがよく使われています。例えば、赤と緑、青とオレンジ、黄色と紫などの組み合わせは、お互いの色を一層引き立てる効果があります。
外壁には薄い色を、屋根には濃い色を選ぶことで、建物に立体的な印象や安定感を与えることができます。このようなコントラストを意識した配色を取り入れると、見た目の美しさが増します。
付帯部はアクセントカラーで引き締める

雨戸や雨樋、配管、軒、破風、笠木、手すり、ベランダなどは「付帯部」と呼ばれています。これらの部分は建物全体からみると面積は小さいですが、目立つアクセントカラーで仕上げることで効果的です。
付帯部を引き締まった色で塗装すると、建物全体の印象をより際立たせることができます。このようにして外壁と屋根の色の調和を保ちながら、建物に個性を与えることができます。
全体バランスを意識した配色
外壁と屋根の色を組み合わせる際は、同じ系統の色でまとめると全体が調和して落ち着いた印象になります。
例えば、ベージュやブラウン、ホワイトなどの優しい色を組み合わせると、柔らかく温かみのある雰囲気の住まいになります。グレーやブラック、木目調などを取り入れると、モダンでおしゃれな現代的な印象の住宅に仕上がります。
さらに、屋根から外壁までブラウン系の色で統一すると、重厚感のある高級感漂う住まいを実現できます。色の組み合わせ一つで、建物の印象が大きく変わりますので、お好みのイメージに合わせて選ぶとよいでしょう。
6. 後悔しない色選びのためのシミュレーション活用術

色選びで後悔しないためには、事前にしっかりとイメージを固めることが大切です。
そのための便利なツールとして「カラーシミュレーション」があります。これは、自分の家の写真をパソコンやスマホに取り込み、外壁や屋根の色を自由に変更して確認できる方法です。自分のイメージにぴったり合う色を画面上で確認できるので、実際に塗装する前に仕上がりをイメージしやすくなります。
また、実物の色を確認するために色見本や塗り板を活用することも効果的です。実際の素材で色を見ることで、より正確な印象をつかむことができます。さらに施工済みの物件を見学することで、実際の環境での色の見え方を確認することができます。

プロタイムズ富士吉田店では、無料でカラーシミュレーションを体験していただけます。色選びにお悩みの方は、ぜひプロタイムズ富士吉田店までお問い合わせください。体験や資料請求も随時受け付けています。
7. 富士吉田市で外壁塗装のお見積もりはプロタイムズ富士吉田店へ

今回は、外壁カラーについて実例付きで紹介しました。
富士吉田市では汚れが目立ちにくいグレー系や自然に調和するベージュ系、経年劣化に強いアイボリーなどが人気です。実際に選ばれている色として、ベージュ、グレー、ブルーグレー、アイボリー、ダークブラウン、ブラック、ホワイトの7色を詳しく解説しました。
色選びでは面積効果の見落としや周囲との調和不足、光の違いによる見え方の変化に注意が必要です。後悔しないためにはカラーシミュレーションや色見本の活用が効果的です。屋根や付帯部とのバランスも考慮し、全体の調和を意識した色選びをおすすめします。
プロタイムズ富士吉田店では、外壁塗装に関する様々なアドバイスを行なっています。色選びに不安がある方は、ぜひプロタイムズ富士吉田店までご相談ください。