スタッフブログ
ルーフィング(防水シート)の役割と交換タイミング|屋根の最後の砦を知る
2026.06.08
スタッフブログ

「屋根塗装はしているのになぜ雨漏りするのか」
——このご相談をいただくことがあります。その原因のひとつが、多くの方が存在を知らない「ルーフィング(防水シート)」の劣化です。
ルーフィングとは、屋根材の下に敷かれている防水シートのことです。屋根材が雨水を防げなかった場合でも、ルーフィングが最後の防水層として機能します。しかしルーフィングも経年劣化し、交換時期を迎えます。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業(プロタイムズ富士吉田店)が、ルーフィングの役割・劣化サイン・交換タイミング・費用を解説します。
ルーフィング(防水シート)とは何か
屋根の構造とルーフィングの位置
屋根は外側から順に、以下の層で構成されています。

- 屋根材(スレート・ガルバリウム鋼板・瓦など)
- ルーフィング(防水シート)← 今回のテーマ
- 野地板(屋根の下地となる合板)
- 垂木・母屋(屋根を支える構造材)
屋根材は雨水の大部分を防ぎますが、強風・積雪・経年劣化によって屋根材の隙間から雨水が浸入することがあります。そのときに「最後の砦」として雨水をせき止めるのがルーフィングです。
ルーフィングがないとどうなるか
ルーフィングが機能していない状態では、屋根材の隙間から浸入した雨水が直接野地板・構造材に達します。木材の腐食・断熱材の劣化・シロアリ被害が一気に進みます。
「屋根塗装をしているのに雨漏りする」という場合、塗装の劣化よりルーフィングの劣化が原因であるケースが少なくありません。
ルーフィングの種類と耐用年数
アスファルトルーフィング(一般的な住宅に多い)
最も広く使われているルーフィングです。アスファルトをガラス繊維などに染み込ませたシートで、耐用年数は20〜30年程度とされています。ただし施工環境・屋根材の種類・地域の気候条件によって大きく変わります。
改質アスファルトルーフィング(高耐久タイプ)
アスファルトルーフィングを改良した高耐久タイプです。耐用年数は30〜40年程度とされており、屋根カバー工法・葺き替えの際に採用されることが増えています。
透湿ルーフィング
水は通さず湿気だけを通す高機能タイプです。屋根内部の結露防止に効果があり、富士吉田市・富士河口湖町のような湿気の多いエリアでの使用に適しています。
富士吉田市・山梨県東部エリアでのルーフィング選び
富士吉田市・大月市・都留市は冬季の積雪・凍害リスクが高く、屋根材に通常より大きなストレスがかかります。より耐久性の高いルーフィングを選ぶことが、このエリアでの屋根を長持ちさせる重要なポイントです。
ルーフィング劣化のサインと確認方法
ルーフィングは屋根材の下に隠れているため、通常の目視点検では直接確認できません。以下の「間接的なサイン」から劣化を推察することができます。
屋根塗装後も雨漏りが続く

屋根材を塗装しても雨漏りが止まらない場合、ルーフィングの劣化・破損が原因の可能性があります。
築20〜30年以上経過している

アスファルトルーフィングの耐用年数を考えると、築20〜30年を超えた住宅ではルーフィングの交換を検討するタイミングです。
屋根葺き替え・カバー工法の診断時に判明する

屋根の葺き替え工事やカバー工法を行う際に、既存のルーフィングの状態を直接確認することができます。
軒天・野地板のシミ・腐食
軒天(軒裏)にシミが出ている・野地板が腐食している場合、ルーフィングが機能していない可能性があります。
ルーフィング交換の方法と費用
ルーフィングを交換するには、基本的に既存の屋根材を撤去または上から新しい屋根材を重ねる必要があります。
①屋根葺き替え工事
既存の屋根材・ルーフィング・野地板をすべて撤去し、新しく施工します。最も根本的な解決方法ですが、費用が高くなります。
費用目安(一般的な住宅・30〜40坪):100万〜200万円前後
②屋根カバー工法(重ね葺き)
既存の屋根材の上に新しいルーフィングと屋根材を重ねる工法です。既存の屋根材を撤去する必要がないため、費用を抑えられます。
費用目安(一般的な住宅・30〜40坪):70万〜150万円前後
カバー工法の場合、新しい高耐久ルーフィングを施工できるため、屋根の防水性を大幅に向上させることができます。富士吉田市・大月市・都留市エリアでは、カバー工法と高耐久ルーフィングの組み合わせを推奨しています。
屋根塗装・カバー工法・葺き替え——どれが適切か
屋根の状態によって適切な工法が変わります。
屋根塗装が適している状態

・屋根材の劣化は軽微で、塗膜の劣化が主な問題
・ルーフィングの耐用年数はまだある(築20年未満が目安)
・雨漏りが起きていない
カバー工法が適している状態

・屋根材の劣化が進んでいるが、野地板は健全
・ルーフィングの耐用年数が近い(築20〜30年)
・スレート屋根で塗装よりも長期的な解決を望む
葺き替えが必要な状態

・野地板まで腐食・損傷が及んでいる
・アスベスト含有スレート(2004年以前)で将来的な処理を検討
・屋根全体の構造的な補修が必要
よくある質問(FAQ)
Q. ルーフィングは屋根塗装では交換できませんか?
A. 屋根塗装では屋根材の表面を塗装するだけのため、ルーフィングは交換できません。ルーフィングの交換にはカバー工法または葺き替えが必要です。
Q. ルーフィングが劣化しているかどうか、どうやって確認しますか?
A. ルーフィングは屋根材の下にあるため直接確認することが難しいです。屋根塗装後も雨漏りが続く・築20年以上経過しているという場合は、専門家による診断をお勧めします。
Q. カバー工法と葺き替え、どちらがお勧めですか?
A. 野地板の状態が良ければカバー工法のほうが費用を抑えられます。野地板が腐食している場合は葺き替えが必要です。まず現地診断で野地板の状態を確認することが重要です。
Q. 富士吉田市・大月市・都留市でカバー工法・葺き替えに対応していますか?
A. はい。山梨県東部エリア全域でカバー工法・葺き替え・ルーフィング交換に対応しています。
まとめ——ルーフィングを知ることが屋根の寿命を延ばす
屋根の防水は、屋根材だけでなくルーフィングによって成り立っています。屋根材をきれいに塗装しても、ルーフィングが劣化していれば雨漏りは防げません。
築20年を超えた住宅・屋根塗装後も雨漏りが続く住宅は、ルーフィングの状態を専門家に確認してもらうことをお勧めします。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業は、2024年・2025年ともに山梨県施工実績1位、アステックペイントゴールド加盟店として全国施工実績10位以内を達成しました。
「屋根が心配」「雨漏りが止まらない」という方は、まず無料診断からお気軽にどうぞ。
✅ 無料ドローン屋根診断(写真付き報告書)
✅ 屋根塗装・カバー工法・葺き替えに対応
✅ ルーフィング交換を含む根本的な提案
✅ LINEでの気軽なご相談
📞 0120-574-348(受付 8:30〜19:00・日曜定休)
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市・鳴沢村・山中湖村 対応
執筆者: 株式会社西山建材工業 代表取締役 西山飛翔 (一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・外装劣化診断士)

