スタッフブログ

はじめに

こんにちは!

プロタイムズ富士吉田店(株式会社西山建材工業)です。

私たちは山梨県富士吉田市や都留市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

 

「塗料って高い方が良いの?」「安くても長持ちするものはないの?」といった疑問は、外壁塗装を検討される多くの方が抱くのではないでしょうか。外壁塗装をご検討の際、コストパフォーマンスは誰もが気になるポイントだと思います。

 

この記事では、富士吉田市の気候条件も考慮しながら、価格と耐久性のバランスが取れた“コスパの良い塗料”の選び方についてご説明します。無理に高額な塗料を選ぶ必要はありませんが、長期的な視点でお家を守るための適切な選択についてお伝えしていきます。

1. 価格だけじゃない!塗料の“コスパ”を構成する3つの要素

外壁塗装のコストパフォーマンス、いわゆる「コスパ」を考える際には、単純に塗料の価格だけを見るのではなく、いくつかの重要な要素を総合的に判断することが大切です。

ここでは、以下の3つの要素をとりあげます。

 

  •  ・  価格
  •  ・  耐久年数
  •  ・  機能性

 

それぞれの要素について詳しく見てみましょう。

 

価格(初期費用)

誰もが気になるのが「価格」、つまり初期費用です。


塗料にはグレードがあり、安価なものから高価なものまで幅広く存在します。たとえば、アクリル系ウレタン系の塗料は比較的安価ですが、フッ素系無機系といった高性能な塗料は価格が高くなります

 

しかし、ここで注意したいのは、安い塗料を選んだからといって、必ずしもトータルで得をするとは限らないという点です。なぜなら、外壁塗装のコスパを左右するもうひとつの大きな要素である耐久年数、つまり塗料がどれくらい長持ちするかも併せて考えなければならないからです。

 

耐久年数

安価な塗料は初期費用が抑えられる反面、耐久性が低く、数年ごとに塗り替えが必要になる場合があります。一方で、価格が高めの塗料は、耐久年数が10年、15年、ものによっては20年以上持つこともあり、塗り替えの頻度が大幅に減ります。


長い目で見れば、何度も塗り替えるよりも、最初に耐久性の高い塗料を選んだほうが、結果的に費用を抑えられるケースが多いのです。

 

機能性

「機能性」もコスパを考えるうえで重要なポイントです。


現代の塗料には、防水性や遮熱性、汚れにくさといったさまざまな機能が付加されています。たとえば、防水性が高い塗料を使えば、雨漏りや外壁の劣化を防ぎやすくなりますし、遮熱性が高い塗料なら、夏場の室内温度の上昇を抑え、冷房代の節約にもつながります。汚れがつきにくい塗料であれば、見た目の美しさを長く保つことができ、掃除やメンテナンスの手間も減ります。


こうした機能が充実している塗料は価格が高い傾向にありますが、住まいの快適さや将来的なメンテナンスコストを考えると、十分に元が取れる場合が少なくありません

このように、外壁塗装のコスパは「価格」「耐久年数」「機能性」という三つの視点から総合的に判断することが重要です安さだけに目を向けて何度も塗り替えを繰り返すよりも、最初に少し高価でも長持ちし、機能性の高い塗料を選ぶことで、結果的には経済的にもお得になることが多いのです。

2. 富士吉田市の外壁に求められる塗料性能とは

富士吉田市の気候や環境特性を踏まえると、塗料選びは非常に重要です。同市の気候的特徴と塗料性能の関係についてまとめます。


富士吉田市の気候の特性

内陸にある富士吉田市は冬の寒さが厳しく、夏は比較的涼しいものの、日差しが強いという特徴があります。そのため、寒暖差に強く、ひび割れしにくい塗料を選ぶことが大切です

 

具体的には、塗膜の柔軟性が高いシリコン塗料や、さらに耐久性の高いフッ素塗料無機塗料などが適しています。これらの塗料は、温度変化による外壁の伸縮に追従しやすく、長期間にわたって建物を保護します。

 

富士吉田市の気候に合った塗料とは?

富士吉田市の気候に合っているのは、以下の3つの性能を持つ塗料です。

 

  •  ・  耐候性
  •  ・  伸縮性
  •  ・  防汚性

 

耐候性とは、寒暖差や降雪、強風といった天候・気候の変化に対する耐性のことです。富士吉田市は夏場の日差しが厳しいため、紫外線による影響も考慮する必要があります。紫外線は塗膜の劣化を促進する原因となるため、耐候性の高い塗料を選ぶことが重要です。

 

フッ素塗料無機塗料は、紫外線に強く、長期間にわたって色あせやひび割れを防ぐ効果が期待できます。耐候性が高い塗料は、寒暖差や降雪、強風に対する抵抗力が強く、長期にわたって建物を守ってくれるのです。

 

伸縮性がある塗料も、同市の気候に合っています。伸縮性とは、塗料がどれだけ伸びたり縮んだりできるかによって、外壁にできるひび割れ(クラック)にどれだけ対応できるかという度合いです。塗料の伸縮性が高いと、クラックが発生しても塗料が伸びて、それ以上の拡大を抑えてくれるのです。

 

また、雨や風の汚れに強く、自然に洗い流してくれる防汚性が高い塗料も同市の気候に適しています。これらの要素を踏まえると、富士吉田市の外壁塗装には、耐候性や伸縮性、防汚性が高い塗料が向いているといえるでしょう。

 

その反対に、モルタル壁窯業系サイディングは気温差に弱いという弱点があるため、これらを選択する場合は慎重に決定しなければなりません。

3. 外壁塗料5種の「コスパ」比較表【価格・耐用年数・性能】

外壁塗装の価格や性能は、塗料によって大きく異なります。

ここでは、代表的な5つの外壁塗料を取り上げ、価格・耐用年数・性能を徹底比較します。

 

【 外壁塗装のコスパ比較表 】

アクリル塗料
㎡単価目安
:約1,500~2,500円
耐久年数
:3~5年
・安価だが耐久性は低め
ウレタン塗料
㎡単価目安
:約1,000~2,000円
耐久年数
:5~7年
・柔軟性がある
・コストは中程度
シリコン塗料
㎡単価目安
:約2,000~3,500円
耐久年数
:7~10年
・バランス型の塗料
・外壁塗料の主流
フッ素塗料
㎡単価目安
:約3,000~5,000円
耐久年数
:15年以上
・高耐久を実現
・コストも高め
無機塗料
㎡単価目安
:約4,000~5,500円
耐久年数
:15年以上
・最も耐久性の高い塗料
・メンテナンスが少なくて済む
・高価格

一般的に、外壁塗料は価格が高いほど性能も高くなる傾向がありますが、必ずしも高額な塗料が最適とは限りません。住宅の立地条件メンテナンスの計画将来のライフプランに応じて適切な塗料を選ぶことが大切です。

 

例えば日当たりの良い場所では温度上昇を抑制する遮熱性能が重要になりますし、海岸に近い地域など塩分の影響が強い環境では防さび性能が特に重要になるでしょう。

4. 目的別!あなたに最適な塗料タイプはこれ

住宅の外壁塗装を検討する際、どんな塗料を選べばよいか迷うことがあるでしょう。実は、家庭のニーズや状況に合わせて最適な塗料が異なります。

ここでは、目的別におすすめの塗料をご紹介します。

 

|耐久性重視派
( 再塗装の手間を減らしたい )

長く持たせたいと考える方には、無機塗料や高い耐候性を持つフッ素塗料がおすすめです。これらは初期費用は高めですが、塗り替えの頻度が少なくて済むため、長い目で見るとむしろ経済的です。頻繁な塗り替え工事の手間も省けるメリットがあります。

 

|費用重視派
( 初期費用を抑えたい )

初期費用をできるだけ抑えたい方にはウレタン塗料が向いています。ただし10年以内に再塗装が必要となる点は考慮しておく必要があります。

 

|バランス重視派
( 平均的な耐久性と費用 )

コストと耐久性のバランスを重視する方には、現在主流となっているシリコン塗料がおすすめです。標準的な性能と価格で、多くの家庭に選ばれています。

 

|美観重視派
( 汚れが目立ちにくい )

外観の美しさを長く保ちたい方、特に汚れが気になる子育て世帯には、汚れが付きにくい性質を持つラジカル制御型塗料低汚染性塗料が最適ですこれらは雨によって汚れが洗い流される特性があり、きれいな外観を維持しやすくなっています。

 

寒冷地対応重視派
( 雪・凍結による劣化防止 )

雪国など寒冷地にお住まいの方は、伸び縮みしやすい弾性塗料を検討するとよいでしょう。寒暖の差による壁の収縮や膨張に対応し、特にひび割れしやすい壁材に効果的です。

 

塗料選びは家の寿命や見た目に大きく影響します。ご家庭の優先事項を考慮して、最適な塗料を選ぶことをおすすめします。

5. コスパ重視でチェックすべき!見積もり書の読み解きポイント

外壁塗装のコスパを判断するには、単に金額だけを見るのではなく、見積書の内容を理解する必要があります。

以下に、主なチェックポイントをまとめました。

 

  •  □  塗料の正式名称・グレード・メーカー名
  •  □  塗布回数
  •  □  期待耐用年数
  •  □  保証内容・点検サポートの有無

 

詳しく見ていきましょう。

 

□ 塗料の正式名称・グレード・メーカー名

見積書には、使用する塗料の正式名称やグレード、メーカー名などが記載されています。これらを見ると、メーカーが公表している「設計価格」と比較ができ、適正な価格であるかどうか判断できます

□ 塗布回数

塗布回数の確認も必要です。外壁塗装は「3回塗り」が基本です下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行ないます。


多くの場合、中塗りと上塗りは同じ塗料を用いることから、中塗り・上塗りと分けずに、「上塗り2回」と表現することもあります。塗布回数が見積書に明記されていれば、必要な塗料の量や作業工程が把握しやすくなり、適正価格かどうかの判断材料になります。

 

プロタイムズ富士吉田店では、「工事工程表」で工事の進捗情報を顧客に伝え、情報共有を行なっています。それだけではなく、工事終了後に使用した塗料や施工内容などを「工事完了報告書」で報告しているため、安心して工事を任せられます。

□ 期待耐用年数

塗料ごとに、期待耐用年数がありますが、見積書に年数が記載されているか確認する必要があります。塗料は性能や耐用年数によって価格が大きく異なるため、費用対効果を測る目安となるからです。

 

期待耐用年数が明記されていれば、「この金額でどれくらいもつのか」が一目で分かり、将来的なメンテナンスコストも含めて総合的に比較できます。

□ 保証内容・点検サポートの有無

見積書に保証内容が明記されていれば、塗装後のトラブル対応まで含んだ料金であると判断でき、コスパの判断材料となります。保証や点検サポートを明記している塗装会社は、施工後もしっかり責任をもって対応してくれることが期待できます。


保証書や点検サポートの内容が明記されていれば、「どこまで・いつまで・どのように」サポートされるかが明確になります。これにより、他社との比較や納得のいく契約が可能なのです。

外壁塗装の費用相場について知りたい方はこちら

リンク

6. 専門家がすすめる「後悔しない塗料選び」の実践法

最後に、プロが実際に顧客に提案する際の流れやアドバイスを紹介します。

 

  •  ・  カラーシミュレーションや塗り板で色味・質感を確認する
  •  ・  複数の塗料プランを比較検討する
  •  ・  家の築年数・外壁材・立地環境に合う塗料を選ぶ
  •  ・  保証・施工実績が豊富な業者に相談する

 

カラーシミュレーションや塗り板で色味・質感を確認する

外壁塗装の色を選ぶ際、一般的には小さな「色見本」から選択します。しかし、実際に外壁塗装をしてみると、自分のイメージと違うといったことがあるのです。小さな色見本だけではわからない要素、例えば、光の加減や周囲の景観との兼ね合いなどがわからなかったため、イメージと違ってしまったのかもしれません。


複数の塗料プランを比較検討する

後悔しない塗料選びでは、複数のプランの比較が重要です。耐久性や機能性が異なる商品をいくつかピックアップしましょう。それぞれの特徴や価格、メーカーの評判などを確認します。価格だけで決めず、長期的な視点でコストパフォーマンスを考慮することがポイントです。

 

それだけではなく、色や質感のサンプルを実際に見て、暮らしの雰囲気に合うかどうか判断しましょう。専門家に相談することで、自分では気づかない利点や欠点も明らかになります。様々な観点から検討し、ライフスタイルに最適な選択をすることで、満足度の高い結果につながるでしょう。


家の築年数・外壁材・立地環境に合う塗料を選ぶ

住宅の外装を長持ちさせるには、築年数や建材、周辺環境に適した塗料選びが重要です。古い建物には柔軟性のある素材が、新しい住宅には耐候性の高いものがおすすめです。外壁の材質によっても適合する塗装材は異なります。

 

特に富士吉田市では、厳しい冬の寒さと強い夏の日差しという特有の気候に対応できることが必須条件です。この地域では寒暖差に強く、ひび割れに強い弾力性を持つシリコン系フッ素系の製品が効果的です。地域の事情を知るプロに相談すれば、あなたの家に最適な選択ができるでしょう。


保証・施工実績が豊富な業者に相談する

住宅の修理や改装を考える際、専門家は「保証・施工実績が豊富な業者に相談する」ことをお勧めしています。実績が多い業者は、様々な問題に対応してきた経験があり、適切な解決策を提案できるからです。

 

きちんとした保証制度を設けている会社は、工事後に不具合が生じた場合でも安心です。信頼できる業者を選ぶためには、過去の仕事内容や顧客の評価を確認するとよいでしょう。インターネットでの口コミや知人からの紹介も参考になります。

 

プロタイムズ富士吉田店では、個別診断を行なった際に詳細な説明資料も配布しています。


それだけではなく、W工事保証も提供しています。塗料メーカーであるアステックペイントと施工店であるプロタイムズ富士吉田店が、塗料と塗装工事の両方を保証する画期的な仕組みです。


詳しくは、プロタイムズ富士吉田店にお問合せください。

リンク|プロタイムズ富士吉田店『 W工事保証 』

7. 富士吉田市でコスパの良い塗料選びをするならプロタイムズ富士吉田店へ

この記事では、塗料選びで失敗しないために知っておきたい「価格・耐久性・用途」のバランスについて詳しく解説しました。

 

富士吉田市の外壁塗装において、コスパの良い選択をするためには、単に価格だけでなく耐久年数機能性も考慮することが大切ですアクリル塗料やウレタン塗料は初期費用を抑えられますが、シリコン塗料はバランスに優れています。より長期的な視点では、高価なフッ素塗料や無機塗料も総合的にはお得になることが多いです。

 

富士吉田市の気候に適した塗料を、最適なタイミング・最適な方法で選びたい方は、まずは無料診断をご活用ください。

お気軽にご相談ください!
メールでお問い合わせ
お得な情報配信中!!
LINE LINEでお問い合わせ

ピックアップPICKUP