スタッフブログ
富士河口湖の宿泊施設が火災保険を活用して外壁・屋根修繕をコスト最小化する正しい方法
2026.10.23
スタッフブログ
「昨年の台風で屋根の棟板金が飛んだが、どこに相談すればいいかわからなかった」
「大雪の後に外壁が損傷したが、保険が使えるかどうか確認するタイミングを逃した」
「保険で修繕費がタダになると言う業者が来たが、信用していいのかわからない」

——富士河口湖エリアの宿泊施設オーナーからこうした相談が増えています。
富士河口湖エリアは富士山麓という立地から台風・強風・積雪の被害を受けやすく、宿泊施設の外壁・屋根への損傷が毎年のように発生しています。このような自然災害による損傷は、加入している事業用火災保険の「風災・雪災補償」の対象になる可能性があります。
しかし「保険が使えることを知らなかった」「申請の方法がわからなかった」という施設オーナーは多く、保険を活用しないまま全額自己負担で修繕しているケースが少なくありません。
一方で近年、「火災保険を使えば無料で修繕できます」と謳って宿泊施設に近づく悪質業者も増えており、施設オーナーが被害に遭うケースもあります。
この記事では、富士河口湖の宿泊施設オーナーが火災保険を正しく・安全に活用するための知識・手順・注意点を解説します。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年の西山建材工業(プロタイムズ富士吉田店)が、正直にお伝えします。
富士河口湖の宿泊施設で火災保険が使えるケース
宿泊施設の保険は「事業用保険」

ホテル・旅館・民泊・グランピングなどの宿泊施設は事業用建物であり、加入している保険は住宅用火災保険ではなく「企業総合保険」「事業用火災保険」などの事業用保険です。
事業用保険の風災・雪災補償の基本的な仕組みは住宅用と同様ですが、免責金額・補償範囲・保険金額が保険契約によって大きく異なります。まず自社の保険証券を確認し、「風災・雪災補償が付いているか」「免責金額はいくらか」を把握することが最初のステップです。
補償対象になりやすい損傷の具体例
富士河口湖エリアの宿泊施設で実際に保険申請の対象になったケースとして以下が挙げられます。
・台風・強風で棟板金が変形・飛散した
・大雪で屋根材(スレート・瓦)が割れた・変形した
・積雪の重みで雨樋が変形・脱落した ・強風で外壁の一部(サイディングボード・モルタル)が損傷した
・雹(ひょう)で屋根材・外壁に多数の凹みや損傷が生じた
・強風で窓ガラス・サッシ枠が損傷した
富士河口湖エリアは富士山からの強風(富士おろし)と年間積雪量の多さから、これらの損傷が発生しやすく、保険申請の実績が比較的多いエリアです。
補償対象外になるケース
保険金申請の際に対象外と判定されやすいケースも把握しておく必要があります。
・経年劣化による損傷:台風・積雪とは無関係に徐々に傷んだもの。「老朽化による損傷」として保険金が支払われないことがあります
・施工不良による損傷:設置・施工の欠陥による損傷は補償対象外になることがあります
・損傷から3年以上が経過しているもの:多くの保険で請求の時効は3年。損傷に気づいたら早めに申請することが重要です
・免責金額以下の損害額:保険契約に設定されている免責金額(例:損害額の20%または一定額)を超えない損害は保険金が支払われません
保険申請の正しい流れ——5ステップ
Step 1:損傷状況の写真記録(被害発生後できるだけ早く)

台風・大雪・強風の後、できるだけ早く損傷箇所を写真・動画で記録することが最重要です。「損傷の証拠」が保険申請の根拠になります。
宿泊施設の屋根は面積が大きく地上から確認しにくいため、ドローン診断による空撮写真を早期に取得することが特に重要です。
西山建材工業では台風・大雪後の緊急ドローン診断に優先対応しています(診断は無料)。ドローン診断で取得した高解像度の屋根・外壁全体の写真は、保険会社への損傷証拠として有効です。
Step 2:加入保険の確認と保険会社への連絡

自社の保険証券で「風災・雪災補償の有無・免責金額」を確認します。補償がある場合、保険会社または保険代理店に「自然災害による建物損傷が発生した。風災・雪災補償での申請を検討したい」と連絡します。
保険会社から申請に必要な書類・手続きの説明を受けます。
Step 3:修繕業者への診断依頼と見積もり取得

保険会社の指示に従い、修繕業者に損傷診断と見積もりを依頼します。見積書は工事内容・損傷の原因・施工範囲・金額が明記されたものが必要です。
最重要:保険会社の鑑定前に本格修繕を始めない
保険会社の鑑定人が現地調査を行う前に修繕工事を始めてしまうと、損傷状況の確認ができないとして保険金支払いに影響することがあります。鑑定完了まで応急処置以外の本格修繕は控えてください。
「雨漏りが続いているなど緊急性がある場合」は応急処置(ブルーシートの設置等)を行い、その状況を写真に記録してから保険会社に連絡します。
Step 4:保険会社の鑑定

保険会社が指定する鑑定人が現地調査を行い、損害の原因・程度・保険金額を判定します。鑑定人の調査には施設担当者が立ち会い、損傷の状況を説明できるようにしておくとスムーズです。
このとき、Step 1で取得したドローン診断の写真・修繕業者の診断報告書が説明の根拠として役立ちます。
Step 5:保険金の受け取りと修繕工事の実施

保険金が確定したら、修繕業者に正式に工事を発注します。保険金の受け取りは申請から2〜6ヶ月程度かかることがあります。
施設の稼働への影響を最小化するため、修繕工事のタイミングは繁忙期を避けた計画を立てることをお勧めします。
ドローン診断が宿泊施設の保険申請に特に有効な理由
富士河口湖の宿泊施設は屋根が大きく、地上からでは損傷箇所の全体像の確認が難しいです。はしごで屋根に昇ることは危険であり、施設規模が大きいほど現実的ではありません。

ドローン診断では以下のことが可能です。
・安全に屋根全体・外壁高所を空撮で確認
・損傷箇所を高解像度写真・動画で記録(保険会社への証拠として活用可能)
・損傷の範囲・程度を客観的に把握
・写真付き診断報告書をオーナーへ提出(遠方オーナーにはLINEで即日送付)
・棟板金の浮き・飛散・屋根材のひびなど、地上からでは発見しにくい損傷も記録
特に台風・大雪の直後は「どこが損傷しているかわからない」という状態で保険会社に連絡するケースが多いですが、ドローン診断で「どこが・どのように・どの程度損傷しているか」を事前に把握することで、保険会社への説明が具体的になり、申請がスムーズになります。
悪質業者への注意——宿泊施設を標的にした手口
近年、「保険を使えば自己負担ゼロで修繕できます」と謳って宿泊施設に近づく悪質業者が増えています。宿泊施設は修繕費の規模が大きいため、特に標的にされやすいです。
典型的な悪質業者の手口

手口①:「無料点検」と称して施設を訪問し、高額工事を強引に勧める 「近くで工事をしていたら御社の屋根が気になった」という名目で無料点検を申し出て、屋根に上って写真を撮り「こんなに傷んでいます」と見せて高額工事を勧めるケースです。
手口②:実際には保険対象外の損傷も含めて申請させようとする 経年劣化による損傷を「台風による損傷」として申請させようとするケースがあります。これは保険金の虚偽申請であり、施設オーナー自身が法的責任を問われるリスクがあります。
手口③:保険申請の「代行」を行い、施設オーナーが内容を確認できないまま申請させる 施設オーナーが内容を理解しないまま書類に署名させ、業者側の利益になる虚偽申請が行われるリスクがあります。
手口④:「保険金で修繕するので費用はかからない」と言って工事に着手させる 後から「保険金より工事費が高くなった」として追加費用を請求するケースがあります。
信頼できる業者の見分け方
・「保険が必ず下りる」「ゼロ円で修繕できる」と断言しない(保険適用の判断は保険会社が行う)
・損傷状況をドローン診断等の客観的データで説明する
・見積書に工事内容
・損傷の原因
・施工範囲
・金額を明記する
・保険申請はオーナー本人が行うことを説明し、代行申請を求めない
・急かして即決を求めない
保険申請後の修繕工事——宿泊施設での注意点
保険金が確定したら、修繕工事の計画を立てます。
繁忙期を避けた修繕計画
保険申請の手続きには2〜4ヶ月かかることがあります。修繕工事のタイミングは繁忙期(GW・夏・紅葉・年末年始)を避けた計画を立てることが重要です。
緊急性が高い損傷(雨漏りが続いている等)は応急処置を行いながら、本格修繕のタイミングを繁忙期後に設定することをお勧めします。
修繕と合わせた外壁リフレッシュの計画
台風・積雪による損傷を修繕するタイミングで、合わせて外壁塗装のリフレッシュを計画することも検討してください。足場設置が必要な作業を組み合わせることで、足場費用を1回に集約できます。
保険対象外の工事(経年劣化によるものや、外壁塗装のリフレッシュ等)は保険金でなくオーナーの費用になりますが、同時施工による足場費用の節約効果があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 台風後にすぐドローン診断を依頼できますか?
A. はい。台風・大雪後の緊急ドローン診断に優先対応しています。損傷記録は早いほど保険申請に有利です。LINEでご連絡ください。
Q. 保険申請の書類作成を業者に頼んでもいいですか?
A. 保険金の申請者はオーナー本人です。業者は書類作成のサポートはできますが、申請人としての代行はできません。「すべておまかせで」という業者からの提案には注意が必要です。書類の内容は必ずオーナーが確認してから提出してください。
Q. 被害発生から半年が経過しました。今から申請できますか?
A. 多くの保険契約では請求の時効は3年です。半年以内であれば申請可能です。ただし損傷の証拠(写真・修繕業者の診断書)が重要になるため、まず診断を行い損傷の状態を記録することから始めてください。
Q. 補償対象かどうか、申請前に確認できますか?
A. 申請前に保険会社または保険代理店に「この損傷は補償対象になりますか?」と相談することができます。ただし最終的な判断は鑑定人の現地調査後に決定します。西山建材工業では損傷診断報告書の作成と保険会社への説明資料として活用していただける写真記録を提供します。
Q. 保険申請をすると翌年の保険料が上がりますか?
A. 事業用火災保険は自動車保険のようなノーロスノーボーナス制度ではないケースが多いです。ただし契約内容によって異なるため、保険代理店にご確認ください。
Q. 西山建材工業に修繕の見積もりを依頼すると、保険申請にも対応してもらえますか?
A. はい。ドローン診断の結果・損傷箇所の写真記録・修繕見積書(工事内容・損傷原因・施工範囲を明記)を保険申請に活用できる形で提供します。ただし保険申請の代行は行いません。申請はオーナー本人が行っていただきます。
まとめ——富士河口湖の宿泊施設は「被災後の早期ドローン診断」が保険活用の鍵
富士河口湖エリアは台風・積雪・強風被害が多く、宿泊施設の保険申請の機会が比較的多いエリアです。被災後にできるだけ早くドローン診断で損傷を記録し、保険会社への連絡・業者への見積もり依頼・鑑定完了まで本格修繕を控えるという流れを正しく実行することが、保険を最大限活用するための鍵です。
「保険が使える」という業者の言葉を鵜呑みにせず、正しい申請手順を踏むことで、施設オーナーが法的リスクを負うことなく保険を活用できます。
富士吉田市・富士河口湖町・都留市・大月市など山梨県東部エリアで創業46年。株式会社西山建材工業は、2024年・2025年山梨県施工実績第1位を獲得。全国4,000社以上のアステックペイント加盟店の中でも、厳しい品質基準をクリアした「プロタイムズ」加盟店として、2026年5月セールスチャンピオンズカップ全国第1位、甲信越・北陸エリアでは2026年4月・5月の2大会連続第1位を受賞。さらにアステックペイント全国施工実績10位以内の実績を誇る、地域密着の外装リフォーム専門店です。
台風・大雪後の緊急ドローン診断と、正しい保険活用のサポートをお気軽にご相談ください。
✅ 台風・大雪後の緊急ドローン診断(優先対応・無料)
✅ 保険申請に活用できる損傷写真記録・診断報告書の提供
✅ 保険申請に必要な修繕見積書(工事内容・損傷原因・施工範囲を明記)の作成
✅ 繁忙期を避けた修繕工事の計画立案
✅ LINEでの気軽なご相談
📞 0120-574-348(受付 8:30〜19:00・日曜定休)
執筆者: 株式会社西山建材工業 代表取締役 西山飛翔 (一級塗装技能士・二級建築施工管理技士・外装劣化診断士)

