スタッフブログ

こんにちは!
プロタイムズ富士吉田店(株式会社西山建材工業)です。

私たちは山梨県富士吉田市や都留市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行なっている塗装会社です。

台風シーズンになると、外壁を含め外装に影響がでないか心配になりますよね。強風や豪雨にさらされると、ひび割れや塗装の剥がれが発生しやすく、放置すると雨漏りや構造の劣化につながります。

特に富士吉田市のような台風の影響を受けやすい地域では、事前の備えが不可欠です。そこで今回は、台風に強い家を作るための外壁塗装のポイントを分かりやすく解説します!


|1. 富士吉田市の台風被害の特徴と外壁への影響

富士吉田市は、地形や気候の影響で強風や大雨の被害を受けやすい地域です。ここでは、過去の台風被害の傾向を紹介し、外壁がどのようなダメージを受けるのかを解説します。

富士吉田市での台風発生時期と頻度

富士吉田市は、過去において複数の台風による影響を受けてきました。最近だと平成26年10月5日から6日昼前にかけて発生した台風18号の影響により、浸水害や土砂災害で早川町で全世帯が一時孤立するなどの被害が発生しました。

特に夏から秋にかけて発生する台風は、市内の河川の水流にも大きな影響を及ぼし、多数の被害が発生しています。

過去の台風による住宅被害の事例

過去の台風による住宅被害をまとめてみました。

発生台風
昭和34年(1959年)8月14日(台風7号)

富士吉田市の112世帯が被災し、住宅全壊8戸、半壊104戸の被害が発生。

昭和34年(1959年)9月26日(台風15号)

富士吉田市で広範囲の被害が発生。

昭和56年(1983年)(台風5号・6号)

河川増大・土砂災害発生。道路・鉄道寸断。

平成26年(2014年)10月6日(台風18号)

警戒本部設置・避難所開設。

上記のように、過去に発生した台風により、甚大な被害が発生しました。

強風や飛来物によって発生する外壁への影響

強風や飛来物は、住宅の外壁に深刻なダメージを与える主な要因です。特に台風などの悪天候時には、これらの影響が顕著になり、外壁の損傷が拡大するリスクが高まります。強風や飛来物によって発生する外壁への影響を解説します。

強風による影響

サイディングやモルタルなどの材質によって影響度は異なりますが、強風は外壁に直接的な圧力をかけ、外壁材の浮きや剥がれ、さらには亀裂を引き起こす可能性があります。また、風が建物の上を通過する際には、外壁材を引き剥がす恐れもあります。

特に、窓の周囲や外壁の角部分は、風圧が集中しやすく、損傷しやすい箇所です。外壁材の剥がれは、雨水の浸入を許し、建物の内部構造にまでダメージを広げる可能性があります。

飛来物による影響

強風によって飛ばされた物体は、外壁に衝突し、直接的な損傷を与えます。瓦、看板、木の枝などが飛来物となり、外壁に穴を開けたり、へこませたりすることもあるでしょう。飛来物の衝突は、外壁材の種類によっては、広範囲にわたる損傷を引き起こす可能性があります。

|2. 台風に強い外壁塗装の必要性とは?

台風被害を未然に防ぐためには、外壁塗装の定期的なメンテナンスが重要です。特に、ひび割れや劣化がある外壁は、台風時にさらにダメージを受ける可能性が高いため、早めの対応が必要です。

ここでは、台風に負けないために外壁塗装を行なう理由を紹介します。

防水性が上がるから

外壁塗装を行なうことにより、外壁材の防水性を高めることが可能です。外壁の表面の塗膜は、経年劣化によりだんだん防水性が失われてきます。防水性を失った外壁は、ひび割れや塗膜の剥がれなどの劣化症状を引き起こしやすくなり、雨漏りの原因となります。台風に負けない外壁にするためにも、定期的に外壁塗装を行なって防水性を高めることが重要です

台風の被害を最小限に抑えられるから

外壁塗装を行ない、外壁の耐久性・防水性を高めることで台風への被害を最小限に抑えることができます。台風シーズンの前に外壁塗装によるメンテナンスを済ませておくことは、台風対策としても有効です。

台風後に工事を依頼するのが難しくなるから

台風後は多くの家で塗り替え・メンテナンスが必要になります。そのため、多くの塗装業者が忙しくなる時期でもあり、作業に取り掛かれない、お伺いできないなどのケースが多くあります。台風シーズン前に塗装をすれば、被害を最小限に抑えられるので台風後の工事をする必要もないでしょう。

|3. 耐久性アップ!台風に強い塗料の選び方

塗料選びは、台風対策において重要なポイントです。本章では、耐久性・防水性の高い塗料の種類や特徴を紹介し、自宅に最適な塗料を選ぶためのポイントを解説します。

外壁に使われる塗料の種類

外壁に使われる塗料には、以下のように様々な種類があります。

 

アクリル塗料

耐用年数:3〜5年

価格:1,000〜1,300円/m2

価格は安いが耐用年数が短い。熱・紫外線に弱い。

ウレタン塗料

耐用年数:5〜8年

価格:1,200〜1,900円/m2

耐久性があまり高くない。価格と機能のバランスは良い。

シリコン塗料

耐用年数:8〜12年

価格:1,800〜2,000円/m2

汚れにくくバリエーションがたくさんある。硬化しやすいため、ひび割れの心配がある。

ラジカル制御塗料

耐用年数:12〜16年

価格:2,400円/m2前後

紫外線による劣化を抑制する。シリコン塗料よりも高い耐久性がある。
製品の種類が限られている。

フッ素塗料

耐用年数:15〜18年

価格:3,000〜4,500円/m2

耐久性・美観性が高いが、価格も高額です。

無機塗料

耐用年数:20〜25年

価格:4,000〜5,500円/m2

耐久性が高くてカビが発生しにくい。価格が非常に高いものの耐用年数が長いのでコストパフォーマンスは良い。

遮熱・断熱塗料

耐用年数:10〜20年

価格:2,500〜3,500円/m2

顕在の温度上昇を抑制し、熱による劣化を軽減する。建物構造によっては省エネ効果が発揮される。外壁材や施工状況によっては効果が十分に発揮されない。

ピュアアクリル塗料

耐用年数:15〜20年

価格:4,500円/m2前後

外壁のひび割れを防ぎやすい塗料。初期費用が高くなる。

ナノテクノロジー塗料

耐用年数:12〜15年

価格:4,000円/m2前後

細かいガラスの粒子を含んだ塗料。帯電しにくくてホコリがつきにくい。他の塗料よりも高い。

光触媒塗料

耐用年数:12〜15年

価格:4,000円/m2前後

太陽光を利用して汚れを分解するセルフクリーニング効果がある。
立地によっては効果が発揮されない場合もある。

上記のように様々な種類の塗料があるため、効果や予算などにあわせて最適な塗料を選ぶ必要があります。

台風対策として最適な塗料

台風対策として最適な塗料としておすすめなのが、以下の2種類です。

 

  • シリコン塗料
  • フッ素塗料

シリコン塗料は比較的手頃な価格で塗装でき、耐候性・防水性に優れています。フッ素塗料は価格は高めですが、シリコン塗料よりもさらに耐久性が高く耐用年数も長いのでコストパフォーマンスに優れているのでおすすめです。

他にも、無機塗料やピュアアクリル塗料など、耐久性の高い塗料も台風対策としておすすめです。ただし、費用が高額なので予算に合うかどうかを確かめたうえで塗料を選びましょう。

 

|4. 事前にチェック!外壁の劣化サインと補修ポイント

年月が経過すると、新築時には綺麗な外壁も徐々に劣化していきます。台風対策としてだけでなく、定期的に外壁を点検して、早めの補修を行ないましょう。

ここでは、外壁の劣化サインと補修ポイントをご紹介します。

外壁の劣化サイン

外壁が劣化すると発生する症状を以下にまとめてみました。

ひび割れ
ひび割れ画像

経年劣化や耐久性が落ちることで発生。地震などの揺れや振動によっても発生する。放置すると雨漏りの原因になる。

0.3mm以下のひび割れはヘアークラックと呼ばれ、この状態ならしばらく経過観察でも良いが、0.3mmより大きなひび割れは建物の構造部分に影響が出ている可能性があるため早めの対処が必要。

色褪せ
色褪せ画像

外壁の色が紫外線や雨風にさらされることで、元々の色から変わってしまう症状。

チョーキング
チョーキング画像

外壁表面を触るとチョークのような粉が付着する現象。外壁表面の塗膜が劣化、防水機能が失われている。

塗膜の剥がれ
塗膜の剥がれ画像

塗装が劣化して密着力が弱まり、塗膜が浮いたり剥がれたりする現象です。放置すると防水機能が低下し、外壁の劣化が進行します。

サビの発生
サビの発生画像

金属サイディングなどに発生する症状。経年劣化やひび割れで鉄部が水の影響を受けて生じる。

カビ・コケ・藻の発生
カビ・コケ・藻の発生画像

外壁表面の防水効果が低下することで、カビ・コケ・藻が発生する。

上記のような症状がでたら、早めの対策が必要です。

自分でできる外壁の補修

自分でできる外壁の補修としては、以下のようなものがあります。

 

  • 3mm以下のひび割れの補修
  • カビ・コケ・藻の掃除

2つの補修方法についてみていきましょう。

0.3mm以下のひび割れの補修

0.3mm以下の小さなひび割れであれば、ご自分で補修することも可能です
ひび割れの補修方法には以下のような方法があります。

 

チョーク式

セメントチョークを手で塗り込んでいく方法。
無駄なくセメントを使えるが、適度な圧力が必要。作業時間が長くなりやすい。

スプレー式

セメントの粉を噴射して定着させる方法。
作業は簡単だが、セメントの粉が周囲に飛び散りやすい。

シーリング材の充填

シーリング材をひび割れ箇所に塗り込む方法。
ホームセンターなどで購入可能。

 

上記のいずれかの方法で補修を行ないましょう。


カビ・コケ・藻の掃除

カビ・コケ・藻の掃除も自分で行なうことができます。軽い汚れなら柔らかいスポンジやブラシ、外壁用洗剤を使って掃除が可能です。この時、強く擦ると外壁材が傷ついてしまうため、優しく掃除をするようにしましょう。

ひどい汚れの場合は、高圧洗浄で掃除ができます。噴射される水によって汚れを洗い流すことが可能です。ただし、高圧洗浄の水圧によって塗膜やコーキング材を傷めてしまう恐れがあります。高圧洗浄機には外壁掃除には使えないタイプの威力の強いものもあるため、購入時には必ず使用用途を確認してから購入してください。

外壁掃除を自分で行なって傷つけてしまうことが心配な方は、プロの塗装会社にお任せすることも検討しましょう。

 

|5. プロによる外壁診断のすすめと施工の流れ

外壁塗装を行なうべきかどうか悩む場合は、プロの外壁診断を受けましょう。先に診断を受けることで、最適な修繕方法を提案してもらえます。

当社では、外壁・屋根塗装前に相談できる「お家の健康診断」があります。有資格者による細かい診断を無料で受けることが可能です。ぜひ一度お試しください!

当社おすすめの塗装プラン

建物診断を受けたあとは、診断結果に基づいて最適な塗装プランを提案します。
当社では、お客様に満足いただける様々な塗装プランがあります。

 

プラン名・金額 特徴
【ホワイトプラン】
ラジカル制御型シリコン塗料
54.8万円〜
ラジカルの発⽣を抑える「ラジカル制御型⽩⾊顔料」を採⽤し、塗膜の劣化を抑止します。
【ブロンズプラン】
ハイグレード遮熱シリコン塗料
59.8万円〜
ハイレベルな技術を詰め込んでいるからこそ叶う高耐候性で、キレイが長く続きます。
【シルバープラン】
ハイグレード遮熱フッ素塗料
69.8万円〜
高対候性、低汚染性、遮熱性の3機能を兼ね備えた、フッ素成分を一般塗料の約2倍含有する外壁用塗料。
【ゴールドプラン】
超低汚染遮熱無機フッ素塗料
79.8万円〜
「高耐候性」「超低汚染性」「防カビ・防藻性」「遮熱(保持)性」が美しい外観を長期間維持できます。
【プラチナプラン】
超低汚染遮熱無機塗料
89.8万円〜
「超耐候性」を実現する「トリプル無機複合技術」により、ゴールドプランよりもさらに美しい外観を長期間維持できます。
【ダイヤモンドプラン】
超低汚染遮熱無機塗料×光触媒コーティング
99.8万円〜
「塗装の天敵」、紫外線と 雨水を味方にする唯一の工法【無機塗装×光触媒コーティング】で圧倒的な美続力と耐久性を付与!

 

塗料に関する詳しい内容を知りたい方は、ぜひ以下もご覧ください。

塗装プラン決定後の外壁塗装工事の流れ

塗装プランが決まり、見積もりや保証内容などに納得いただけたらいよいよ施工です。
外壁塗装は以下のような手順で外壁塗装工事が行なわれます。

 

近隣挨拶

工事が始まる前に近隣の方にご挨拶と工事の内容を説明しにいく。工事車両や職人が出入りするため、ご迷惑をおかけすることを説明する。

現場確認

足場の設置や塗装作業に邪魔になりそうなものは全て撤去する。基本的にはお施主様も立ち会う。

足場設置

安全に塗装をするために足場を設置する。大きな音がするので、どの程度の音がして、いつ音が出るのかを把握し、近隣の方に伝えておくと親切。

高圧洗浄による掃除

外壁の表面に付着した汚れを洗い流す作業。この作業をしっかりと行なうことで、塗料の定着率が上がる。

下地処理・補修工事

ひび割れ・サビなどの劣化部分の補修。下地処理を十分に行なわないと塗装が綺麗に仕上がらないため、非常に重要な作業。

養生

塗料で周りが汚れないように養生シートで建物を覆う作業。

外壁塗装 下塗り

仕上げの中塗り・上塗りを密着させるための作業。

外壁塗装
中塗り & 上塗り

下塗りが乾いた後に行なう仕上げの塗装。

完了検査

全ての塗装工事が完了したら最終チェックを行う。お施主様の立ち会いが求められる。

足場の解体

足場の解体を行なう。大きな音が発生する。

完成

職人が片付けを終えて塗装工事の完了。保証書が発行される場合は、忘れずに受け取る。

 

上記の流れで行なわれます。また、数年後定期点検を行なう塗装会社もいます。定期的に点検してもらうことで、劣化を早期発見できるので、補修費用を抑えることも可能です

 

|6. 外壁塗装で安心の台風対策を!

台風と外壁塗装の関係性について解説しました。富士吉田市は台風による被害を受けやすい地域でもあるので、台風対策は重要です。台風によって外壁にどのような被害がもたらされるのかを理解し、台風対策として耐久性の高い塗料を選ぶことがおすすめです。また、台風対策だけでなく外壁のメンテナンスをどのようにすれば良いか悩んでいる方は、外壁塗装のプロに相談してみましょう。

当社でも無料で相談・見積もりを承っております。いつでもお気軽にご相談ください。



|まとめ プロタイムズ富士吉田店で台風対策の外壁塗装を!

外壁の台風対策を検討されている方は、プロタイムズ富士吉田店(株式会社西山建材工業)へご相談ください。お客様の家にぴったりの台風にも強い外壁塗装プランを提案いたします。

 

まずはお気軽にお問い合わせください。

»プロタイムズ富士吉田店



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